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1904年以来となるシリーズ5死球を記録したデレク・ディートリック

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 シンシナティ・レッズ所属のデレク・ディートリック(2B)がメジャー新記録を樹立した。というのも、対ブリュワーズのシリーズ中に6死球を受けたことにより、MLB史上最多記録を更新したとのことである。これまでの最多記録は、1904年の5死球であり、100年以上前の記録を更新することに成功した。

 ディートリックは元々死球の多い選手であり、2015年~18年の4年連続でシーズン死球数がリーグTOP10にランクインしている。今季は既に15死球を記録しており、アンソニー・リゾ(1B)等の12死球にやや差を付けてリーグ首位に立っている。2016年以来の死球王となるか、また、キャリア初となる30死球をクリア出来るかに密かに注目したい。尚、現役通算最多はシンス・チュ(DH)の142死球であり、順当に死球を積み重ねれば、ディートリックは現役通算5位になるだろう。ただし、死球を積み重ねるにはレギュラーとして出場機会をキープしなければならない上、投手の投球が自分の体に向けて投じられなければならない。したがって、本人の能力よりも周りの能力やパフォーマンスに左右される点は留意したい。

 死球以外の彼のパフォーマンスに注目してみると、今季、引っ張る打球を警戒したシフトを敷かれることが多い。

Photo by Baseball Savant

 上の写真は打球傾向の割合(通算)である。下の写真は2019年シーズンの打球傾向の割合となっている。

Photo by Baseball Savant

 極端に引っ張る打球が増加していることが分かる。打球速度はキャリアハイだがメジャー平均にはやや届かず、Hard Hit%はキャリア平均。ただ、打球角度がこれまでより高くなっているためにBarrel%が上昇しているのが今季の彼のバッティングだ。現在、長打率やOPSはキャリアハイを大きく塗り替える好成績をキープしているものの、どこまで維持出来るかが来年度の契約を左右する鍵となるだろう。

 

Written by Tsubasa Komiyama

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