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2017 Top 20 Prospects:フィラデルフィア・フィリーズ

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

1. ホルヘ・アルファロ:C
今シーズン守備面で成長を見せ、攻守バランスの取れたCになりつつあるタレント。キャッチングやブロッキングなどが改善され、メジャーでもレギュラーとして出場できるレベルになった。肩は非常に強く、今シーズンの盗塁阻止率は44%。 筋肉が詰まった体から生み出されるパワーは平均以上でメジャーでも15-20HRをマークできるだろう。何でも打ちに行くアプローチで四球は少ないが、悪球もヒットにすることができるので無理に変える必要はない。

2. シクスト・サンチェス:RHP
非常に大きなアップサイドと完成度の高さを兼ね備えている恐るべき18歳。力感がなく、お手本のようなデリバリーで90マイル中盤の威力のある動く速球をコントロールよく投げる。状況に応じて速球のスピードを変える器用さも見せている。スライダー、チェンジアップといったブレーキングボールも悪くなく、今後さらに精度を上げることができれば三振数も増えていくだろう。将来像はジョニー・クエト(SF)。

3. リース・ホスキンズ:1B
ハイアベレージを残しつつ、長打も量産できるスラッガー。今シーズンは打者有利な球場を本拠地とするAAでプレーしたためHR数が昨シーズンから倍増したが、持前のパワーも平均以上でメジャーでも25HRをマークすることが可能だろう。1Bしか守れない点がネック。

4. フランクリン・キロメ:RHP
90マイル中盤のよく沈む速球が最大の武器。最速は97マイルだが、体格を考えると今後さらに球速が上がる可能性は大いにある。昨シーズンからスライダーではなく、カーブを投げ始めたが速球と緩急をつけて空振りを奪うために有効な球種。チェンジアップも投げるが発展途上。デリバリーには余計な力感がなく、先発向き。コントロールは平均以下だが、先発として投げることができないというほどではない。

5. ディラン・カズンズ:OF
今シーズン、マイナーリーガー最多の40HRをマークしたスラッガー。その分アプローチが大味になりK%が跳ね上がった。ブレーキングボールに対応できないことが多く、三振が増えた理由となっている。毎年10~20盗塁をマークしているが、スピードは平均程度。守備もそれほど上手くなく現状はパワーの1ツールプレイヤー。ウィンターリーグでブーグ・パウエル(SEA)にブレーキングボールへの脆さを馬鹿にされたことに腹を立て、パウエルを殴って5針縫うけがを負わせた。

6. J.P.クロフォード:SS
従兄のカール・クロフォード(SF)と同じく守備の評価が非常に高い。スピードは平均程度だが、打球反応の速さや肩の強さで広いレンジをカバーできるためメジャーでも有数の守備の名手になれるだろう。打撃ではアプローチのよさとコンタクトスキルの高さが光るが、パワーは平均以下。

7. コーネリウス・ランドルフ:OF
今シーズンの打撃成績はイマイチだったが、圧倒的に打者不利の球場を本拠地とするAのチームで主にプレーしていたことが原因。ヒッティングスキル、パワー共に平均以上で、年齢の割にアプローチも成熟している。高校時代はSSだったため肩は強いが、スピードがないためプロ入り後はLFに専念。

8. ニック・ウィリアムズ:OF
細身な体格だが、パワーは平均以上。今シーズンは打率を落としたが、ヒッティングスキルも高い。問題なのはアプローチの悪さと未熟なメンタル。昨シーズン多少改善されたかのように思われたアプローチだったが、今シーズンはBB/K=19/136と低水準。ベンチでヘルメットを蹴ったり、サヨナラホームランのホームインの場面でスライディングをしたりと悪い意味で子供っぽい。メジャーで成功するにはこの2点の改善は必須だろう。

9. ミッキー・モニアック:OF
16年ドラフト全体1位指名。フォロースルー後もしっかりとバットを両手で持つスイングでラインドライブの打球を量産するヒットメーカー。アプローチも悪くないが、パワーは平均程度かそれ以下。平均以上のスピードを生かしたCFの守備は素晴らしく、将来GG賞を取ることもできるだろう。将来像はエンダー・インシアーテ(ATL)

10. ホセ・プホルス:OF
ランドルフと同じAのチームでプレーしながらも、今シーズン24HRを放って一気に評価を上げた。その分打撃は荒く、K%=32%をマーク。打率も低水準でいかにして、コンスタントにバットに当てることができるかが今後のカギになる。スピードは平均以下だが、肩が強いためRFを守っている。

11. ロマン・クイン:OF
20-80のスケールで80の評価を得るスピードが最大の武器。毎年100試合以下の出場にも関わらず30盗塁以上をマークしている。小柄だが、しっかりと振りぬくスイングのため見た目以上にパンチ力はある。自慢のスピードを生かしたCF守備も上手い。故障が多く 、過酷なスケジュールのメジャーで通用するかが懸念材料。

12. ニック・ピベッタ:RHP
90マイル中盤の威力抜群の沈む速球とカーブのコンビネーション。カーブは年々改善されてきており、そのおかげかK/9の数字はクラスが上がるごとによくなってきている。デリバリーが崩れて速球のコントロールが乱れる点は要改善。大きな故障なく投げ続けている耐久性は評価に値する。

13. アンドリュー・ナップ:C
打撃はアルファロに負けないほどの実力はあるが、守備ではアルファロの後塵を拝している。スイッチヒッターだが左右どちらの打席でも平均レベルのパワーを発揮することができている。ヒッティングもまずまずでCとしては十分だろう。守備では肩が強く、盗塁阻止の面では光るものを見せるが、フレーミングなどのスキルに欠ける。

14. ダリック・ホール:1B
16年ドラフト14巡目指名。強烈なアッパースイングで長打を量産するスラッガー。打撃はそれほど大ざっぱではなく、しっかりと四球を選ぶこともできる。大学時代は投手としても好成績を残していたが、プロ入り後は野手に専念。ホスキンズとよく比較される。

15. ベン・ライブリー:RHP
驚くようなボールは投げないが、デセプションに優れたデリバリーとコントロールのよさでカバーしている。速球の球速は90マイル前半程度だが、カーブとチェンジアップで緩急をつけ的を絞らせないようにしている。レッズのマイナーでプレーしていた頃と比べてK/9の数字が下がっているが、その他の成績は悪くないのでそれほど気にする必要もないだろう。

16. ケビン・ゴウディ:RHP
16年ドラフト2巡目指名。90マイル前半の速球、スライダー、チェンジアップの3球種は全て平均かそれ以上のクオリティでコントロールも悪くない。若干凄みに欠けるが、速球のスピードが上がる余地はまだまだあるので今後の成長次第ではローテーション2/3番手クラスの投手になれるだろう。倒れこむようなデリバリーだが、安定しており滅多に崩すことはない。

17. リカルド・ピント:RHP
90マイル中盤の速球とクオリティの高いチェンジアップをストライクゾーンに果敢に投げこむピッチングスタイル。コントロールがよく、キャリアを通して四球が少ない。チェンジアップに続く変化球がなく、メジャーでも先発として投げるにはスライダーの改善が必須。

18. エルニエリー・ガルシア:LHP
速球の球速は90マイル前半程度だが、よく動き、コマンドよく投げられるため威力には欠けるが打ちやすいボールではない。この速球に大きく曲がるカーブを混ぜタイミングを外し空振りを奪う。チェンジアップは発展途上。全ての球種をストライクゾーンに入れられるコントロールを有している。ローテーション4番手クラスのシーリング。

19. アンドリュー・プリン:OF
シーズン開幕前に引退を宣言したが撤回し、最終的に過去最高のシーズンを送った。小柄な体格だが、パンチ力はあり2年連続で14HRをマーク。ただ、昨年、今年と打者有利な球場を本拠地としているチームでプレーしていたため、実際は若干平均を下回るくらいだろう。早打ちのため四球も三振も少ない。打撃以外に目立ったツールはない。

20. トーマス・エシェルマン:RHP
コントロールのよさが生命線のジャンクボーラー。90マイル前半の速球、カーブ、スライダー、チェンジアップはいずれも平均かそれ以下のボールだが、コントロールよく投げ分け的を絞らせないようにして打者を惑わせる。上のクラスでも通用するかは微妙なところ。

 

Text by Ookaya Ryota
写真:https://flic.kr/p/HMnxFb

2016 Top 10 Prospects by Position

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*ポジションはC・1B・2B・3B・SS・OF・RHP・LHP
*レポートはチーム別トップ20リストを参照

 

 

  • C
ランク 選手名 チーム
1 ゲリー・サンチェス NYY
2 ウィルソン・コントレラス CHC
3 トム・マーフィー COL
4 ジェーコブ・ノッティンガム MIL
5 リース・マグワイア PIT
6 ドム・ヌネス COL
7 ホルヘ・アルファロ PHI
8 チャンス・シスコ BAL
9 エリアス・ディアズ PIT
10 カイル・ファーマー LAD

 

  • 1B/DH
ランク 選手名 チーム
1 A.J.リード HOU
2 ジョシュ・ベル PIT
3 ドミニック・スミス NYM
4 コディ・べリンジャー LAD
5 ジョシュ・ネイラー MIA
6 ボビー・ブラッドリー CLE
7 ジェーク・バウアーズ TB
8 マット・オルソン OAK
9 ライアン・オハーン KC
10 バルビーノ・フエンマヨール KC

 

  • 2B
ランク 選手名 チーム
1 ヨアン・モンカダ BOS
2 アレックス・ブレグマン HOU
3 ホセ・ペラザ CIN
4 アレックス・ブランディーノ CIN
5 アレン・ハンソン PIT
6 フォレスト・ウォール COL
7 ロブ・レフスナイダー NYY
8 マイカ・ジョンソン CWS
9 ウィルマー・ディフォー WSH
10 トニー・ケンプ HOU

 

  • 3B
ランク 選手名 チーム
1 ラファエル・ディバース BOS
2 ジョーイ・ギャロ TEX
3 ライアン・マクマホン COL
4 ハイマー・キャンデレリオ CHC
5 ブランドン・ドルーリー ARI
6 コリン・モラン HOU
7 エクトル・オリベラ ATL
8 ケブライアン・ヘイズ PIT
9 エリック・ジャギエロ CIN
10 オースティン・ライリー ATL

 

  • SS
ランク 選手名 チーム
1 コリー・シーガー LAD
2 J.P.クロフォード PHI
3 オーランド・アルシア MIL
4 トレイ・ターナー WSH
5 フランクリン・バレット OAK
6 ラウル・モンデシー KC
7 ダンスビー・スワンソン ATL
8 グレイバー・トーレス CHC
9 ホルヘ・マテオ NYY
10 ウィリー・アダムス TB

 

  • OF
ランク 選手名 チーム
1 バイロン・バクストン MIN
2 アンドリュー・ベニンテンディ BOS
3 ノマー・マザーラ TEX
4 オースティン・メドウズ PIT
5 ルイス・ブリンソン TEX
6 ブラッドリー・ジマー CLE
7 ニック・ウィリアムズ PHI
8 アーロン・ジャッジ NYY
9 クリント・フレーザー CLE
10 マックス・ケプラー MIN

 

  • RHP
ランク 選手名 チーム
1 ルーカス・ジオリト WSH
2 ホゼ・べリオス MIN
3 アレックス・レイエス STL
4 タイラー・グラスノー PIT
5 アンダーソン・エスピノーザ BOS
6 ホゼ・デレオン LAD
7 ジョン・グレー COL
8 フランシス・マルテス HOU
9 ロバート・スティーブンソン CIN
10 ブレント・ハニーウェル TB
  • LHP 
ランク 選手名 チーム
1 フリオ・ユリアス LAD
2 スティーブン・マッツ NYM
3 ブレーク・スネル TB
4 ショーン・ニューカム ATL
5 コディ・リード CIN
6 ショーン・マナエア OAK
7 タイラー・ジェイ MIN
8 アミーア・ギャレット CIN
9 ジョシュ・ヘイダー MIL
10 ティム・クーニー STL

 

Text by Haruki SAKURAI
写真:https://flic.kr/p/cR9RD5

2016 Top 20 Prospects:フィラデルフィア・フィリーズ

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本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

 

1. J.P.クロフォード:SS
 カール・クロフォード(LAD)の従兄弟。 平均以上のツールをバランス良く取り揃えたオールラウンダー。特に守備での評価が高く、傑出した肩&守備範囲を誇る。バッティングも将来的には二桁ホーマー級とされ、A+&2Aで打率.288、本塁打6、盗塁12、54K/63BBと結果を出した。

2. ニック・ウィリアムズ:OF
肩以外の4ツールを備えた未来のオールスター候補。三振率が10%近く改善されるなど粗さが大幅に取り除かれ、一躍ブレーク。2Aでは打率.303、本塁打17、OPS.845、盗塁13。マイナーではCFとしてもプレーしているが、メジャーではLFがメインになりそうだ。  

3. ジェーク・トンプソン:RHP
コール・ハメルズとのトレードでTEXから移籍。6-4/235の恵まれた体格から最速95マイルのストレート&高速スライダーのパワフルな投球。今夏行われたパン・アメリカ世界大会ではアメリカ代表としてもプレー。PHI移籍後は7先発/防御率1.80と好投を続けており、アップサイドはローテーション2番手級。

4. フランクリン・キロメ:RHP
6-6/175たる細身の体格で、アップサイドは無限大。古風なワインドアップから豪快に投げ込む。90-93マイルの速球は、今季に入り常時93-95マイルを叩き出すようになり、最速で97マイルを計時。カーブも今年に入り大幅に向上し、制球も悪くない。将来的には98-100マイルを叩き出す?

5. ホルヘ・アルファロ:C
アップサイドはオールスター捕手とされるも、粗さを取り除くことができていない。傑出したキャノンアームの持ち主も、マイナーでの盗塁阻止率27%は平凡な数字。14年には90試合で23個のパスボールを喫しており捕手に止まれるかは微妙。バッティングはパワフルも、マイナー四球率5%。

6. コーネリス・ランドルフ:OF
15年ドラフト全体10位。18にして成熟したアプローチを備えるミドルヒッター。じっくりとボールを見極めながら広角に打ち分ける。Rでは53試合プレーして打率.303、OPS.866、32K/32BBたる内容。高校では3Bも、プロではLFとしてプレー。 

7. アンドリュー・ナップ:C
強烈なプルヒッティングを示すスイッチヒッター。A+&2Aで打率.308、本塁打13、OPS.876、特に2Aでは55試合でOPS1.050と打ちまくった。13年にはトミージョン手術を受けたが、盗塁阻止率36%とスローイングには問題なし。守備ではレシービングを磨く必要があるも、そこまでの弱点ではない。 

8. マーク・アッペル:RHP
2013年ドラフト全体1位も、トレードでHOU→PHI。2A&3Aでは25先発して防御率4.99、K/BB=2.2は前評判とはもはや別人。カルロス・コレアやランス・マカラースのメジャーでの活躍について聞かれると「僕はストライクを取れるように頑張りたい」とコメント。

9. ロマン・クイン:OF
スピードモンスター。14年には入りアキレス腱&前十字靭帯の再建手術を受け、今季は股関節を痛めるなど故障が多いのがネックだが、2Aで58試合出場して打率.306、本塁打4、OPS.791、盗塁29。今年からCFコンバートも、平均以上のディフェンダーになれると見られている。

10. ダーネル・スウィーニー:OF/2B/SS
傑出したツールは持たないも、内外野こなすユーティリティー。将来像は『攻守に荒いベン・ゾブリスト(CHC)』。ベストツールはスピードで、バッティングでは二塁打30本とギャップを破るパワーを示している。3Aでは打率.271、本塁打9、盗塁32。メジャーでは打率.176&三振率27.5%。

11. タイラー・グッデル:OF
『ルール5ドラフト』で全体1位指名を受けTB→PHI。11年ドラフトで全体41位指名を受けたアスリート。CFをプレーするのに十分なスピード&肩を兼ね備えており、4番手外野手としては合格点。打撃でも成熟を見せており、2Aで打率.279、本塁打12、盗塁28と自身最高の成績を収めた。 

12. スコット・キンガリー:2B
2年連続で大学のリーグ首位打者に輝いた実力派で、コンタクト&アプローチに長ける。またスピードはプラス評価を受け、走塁技術も高い。プロ1年目はOPS.652と低調なスタートとなった。2Bを始めたのは大学からだが、持ち前の野球センスで見事に適応している。

13. アドニス・メディーナ:RHP
6-1/185と決して体が大きいわけではないが、87-90マイルだった球速は今年に入り最速97マイルを計測。カーブ&チェンジアップは平均以上のボールになる可能性を秘めており、ストライクに集める制球も示している。Rでは45.1回/防御率2.98。一部ではローテーション2番手級との声も。 

 14. リカルド・ピント:RHP
今季大ブレークの21歳。6-0/165と小柄な体格も、最速95マイルのストレート&チェンジアップのコンビネーションでテンポよく攻める。1A&A+では24先発して15勝4敗、防御率2.97。中でも打者に向かっていく姿勢が評価されている。K/9=6.5と三振が少なく、スライダーの向上が問われる。 

15. ザック・エフリン:RHP
ジミー・ロリンズとのトレードでPHI入り。アウトピッチであるチェンジアップを有効に織り交ぜ、90マイル前半のストレートとのコンビネーションでアグレッシブに攻める。21にして2Aでフルシーズンを投げ抜いたことは評価できるが、K/9=4.6と球威不足は否めない。

16. マルキン・カネーロ:SS
ディフェンスに高評価を得る21歳。スピード&肩はいずれもプラス評価で、守備範囲も平均以上。SSに止まれるだけの素質を示している。打撃では相応のバットスピードを示しており、コンタクトツールも上々。1A&A+で打率.281、本塁打8、盗塁17。

17. フェリックス・ポリーノ:RHP
若き日のペドロ・マルティネスとも比べられる20歳。90マイル前半の速球&スライダー&チェンジアップのコンビネーション。Rでは防御率2.30&K/BB=9.20と同世代の選手を相手に手玉を取った。 6-1/170と体格は平凡。 

18. トーマス・エッシェルマン:RHP
15年ドラフトクラスで最高のコマンドの持ち主とされる。大学通算BB/9=0.4と針の穴を通す制球を土台にシンカー&スライダー&カーブ&チェンジアップでストライクゾーンを自在に操る。速球&変化球いずれもクオリティが平凡なのがネック。ポテンシャルはソリッドなローテーション下位。

19. アレク・アッシャー:RHP
タナー・ロアーク(WSH)タイプ。 90マイル前半のストレート&スライダー&チェンジアップをゾーンに集める。打者を捻じ伏せる球威には欠けるが、マイナー通算BB/9=2.4と安定感は抜群。メジャーで長くプレーしていくためには信頼できる球種が1つでも欲しい。

20. ベン・ライブリー:RHP
変則的なメカニクスで打者を惑わす。90マイル前半のストレートとプラスのスライダーを軸にカーブ&チェンジアップも織り交ぜる。 2Aでは25先発して防御率4.13、K/BB=2.47。BB/9=2.8と四球は少ないが、細かいコマンドには乏しく被打率.290&被本塁打14と打ち込まれるシーンが目立った。 

Plus One Prospect
カルロス・トッシ:OF
アップサイド評は高いが、6-2/160と線が細く、現状ではパワーレスが目立つ。20歳にして1A&A+で打率.287、本塁打4、盗塁17と着実な成長を見せている。ハイレベルなスピード&強肩に支えられたCF守備は完成度が高い。打撃はまだ発展途上。

 

Text by Haruki SAKURAI
写真:https://flic.kr/p/yBC2R1