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2018 Team Preview :オークランド・アスレチックス

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*40人ロースターはリンクより参照
*SP横*マークはローテーション候補の意を示す

  • 本拠地球場:O.coコロシアム

他の球場と大きさを比較する→http://yakyujo.com/ml16/

 

広さ
レフト 100.6m
センター 121.9m
ライト 100.6m
フェンス高さ

2.4~4.6m

パークファクター *平均100
安打 92.1
ツーベース 95.4
スリーベース 104.3
HR 72.7
得点 82.9

 

・予想オーダー

1, マーカス・セミエン:SS

16年には27本塁打を放ちブレイクを果たしたが、昨シーズンは故障の影響もあり、85試合の出場にとどまった。それでも持ち味のパンチ力を発揮し、二桁本塁打はクリア、BB%でキャリア最高の9.8%を記録するなど収穫のあるシーズンに。トッププロスペクトのフランクリン・バレットが既に昇格しており、調子によってはレギュラー剥奪の可能性も。

2, マット・ジョイス:LF

抜群の選球眼とパンチ力が持ち味の打者。昨シーズンはキャリア最高となる25本塁打を放つなど主軸として活躍した。特にシーズン後半はOPS=.889を記録するなど絶好調だった。キャリアを通して左投手を大の苦手としており、昨シーズンも対左投手は打率.186、OPS=.537と散々。

3, ジェド・ロウリー:2B

故障が非常に多いことで有名だが昨シーズンは大きな怪我なくシーズンを送った。リーグ2位となる49二塁打、BB%で11.3%を記録するなど主軸たる活躍。今シーズンも怪我なく1年間過ごし、来年のオフに控えるFAに向けてアピールしたい。

4, クリス・デービス:DH

2年連続で40本塁打、100打点をクリアしている大砲。三振が非常に多く、昨シーズンも195三振を喫したが、一方でBB%は16年の6.9%から11.2%と成長を見せた。今シーズンはキャリア初の個人タイトルの獲得にも期待したい。

5, マット・オルソン:1B

6月からメジャーに定着すると持ち前のパワーが爆発しわずか59試合で24本塁打を放ち、新人王投票でも4位に入った。マイナー時代からの選球眼の良さ、三振の多さも相変わらずだった。今シーズンも昨シーズンの勢いそのまま打ちまくりたい。

6, スティーブン・ピスコッティ:RF

オフにトレードでカージナルスから加入した選手。病気を患っている母の看病の為自らトレードを志願したのではと話題になった。昨シーズンはシーズンを通して不振に苦しみ、22本塁打を放った16年からは大きく数字を落とした。今シーズンは復活に期待。

7, マット・チャップマン:3B

昨シーズンデビューを果たした選手。マイナー時代から注目を集めていた三塁守備ではわずか84試合でDRS=19をマークするなどゴールドグラブ賞クラスである事を証明した。一方で粗っぽい打撃も相変わらずでこのままメジャーに定着するためにも改善したい。

8, ジョナサン・ルクロイ:C

オールスター2度の選出を誇る選手だが、昨シーズンは打撃では不調から抜け出せず、守備では高評価を受けていたフレーミングでも評価を下げるなど散々なシーズンに。FAを来年に控えているため、今シーズンは復活してアピールしたい。

9, ダスティン・ファウラー:CF

チームのエースだったソニー・グレイとのトレードでヤンキースから加入した外野手。昨シーズンはデビュー戦でフェンスにぶつかり怪我をしてしまい、そのままシーズンエンドとなった。俊足で打撃の評価も高いなど高いポテンシャルを秘める。

 

ダニー・バレンシアがマリナーズへトレード

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現地時間11月12日、オークランド・アスレチックスのIFであるダニー・バレンシアがシアトル・マリナーズへとトレードされた。マリナーズは見返りとしてポール・ブラックバーンという22歳のRHPをアスレチックスに放出した。

 

 

バレンシアは今年アスレチックスでプレーし、130試合に出場して17本塁打、OPS.792をマーク。守備でも本職の3B以外にも1B/RF/LFを守りユーティリティとして価値を高めた。マリナーズはバレンシアを対左投手用のプラトーンとして起用する方針を打ち出している。1Bにはシーズン中にシカゴ・カブスから獲得した左打者のプロスペクトのダン・ボーゲルバックがおり、OFには対右投手用のプラトーンとして起用されている左打者のセス・スミスがいる。

3Bにはチームの顔であるカイル・シーガーがいるため守ることはないだろうが、今シーズンバレンシアの3Bを守った時のDRSが-18だったことを考えれば好都合だ。バレンシアはキャリアで左打者に対して.321/.373/.500という数字をマークしているのでこのプラトーンは上手くいくだろう。

バレンシアは調停権を持っており来年度のサラリーは$5.3Mと予想されているが、$8Mのサラリーを支払っていたアダム・リンドとの再契約は見送られる見込みが強く、$1Mのサラリーを支払っていたイ・デホとも契約しない可能性が高いので、それほど気にする額ではない。放出したブラックバーンもAAで好投していたとはいえそれほど評価の高くないプロスペクト。来年以降もプレーオフ進出するチームであるマリナーズからすれば安い代償と言えるだろう。

問題なのはバレンシアの素行だ。今シーズンのバレンシアはある事件で全MLBファンに名前が知られることとなった。チームメイトだったビリー・バトラーと口論になった末、バトラーを殴り脳震盪を起こさせるという暴力事件を起こしたのは周知の事実だ。

バレンシアは2010年にミネソタ・ツインズでメジャーデビューして以降、今回のトレードも含めると7シーズンで7チームを渡り歩いている。平均以上の打力があるため欲しがるチームが多いということもあるが、それ以上にバレンシアの素行が問題視されるため、わざわざ引き止めておこうと思われないのだろう。

チームメイトだったヨンダー・アロンゾもバレンシアを「チームメイトならいいやつだが、相手チームにいると殴りたくなる男」と表現している。お調子者だがおれが過ぎることがあるためチームから浮いてしまうことがるのだ。だが、それでもバレンシアが好きな選手もいる。バトラーを殴った事件が明るみに出た際、チームメイトのココ・クリスプと半年しか同じユニフォームを着ていなかったエリック・ホズマーがバレンシアを擁護するツイートをした。

 

明るい性格なのは間違いないため合う、合わないという部分が極端に出るのだろう。上手くチームに溶け込めば、ベンチを明るくするムードメーカーになるが失敗するとチームの雰囲気を悪くしてしまう。監督やコーチの手腕が問われることになる。

一方でバレンシアがそれまで所属していたチームと同様に厄介払いをしたアスレチックスが得たのはブラックバーン1人だ。バレンシアを昨シーズン中にタダで獲得したのでマイナスにはならないが、バレンシアの成績を考えると若干安売りとなってしまった。事件を起こしたことで価値が下がってしまったのが痛手となった。

ブラックバーンはコントロールがよく、変化球のバリエーションもあるがこれと言って特に武器があるわけではないローテーション下位レベルの投手だ。スタミナに課題があり、1試合長いイニングを投げきるにも、長いシーズンを戦うにも不安があるとされている。それでもデビッド・フォーストGMは「高校時代からブラックバーンに注目していた」と語り、今シーズンボロボロだったローテーションの立て直しにブラックバーンが役に立つと考えている。

バレンシアを失ったことで元々薄かったOFの層がさらに薄くなったがその点についてはFAで補強することも視野にいれつつも、今シーズン故障で全休となっていたマーク・キャナが万全の状態で来シーズン戻って来るのでそれほど心配はいらないとしている。来シーズンもコンテンダーになる予定はないため、バレンシアで空いた穴をプロスペクトを試す場所として使えればそれでいいということだろう。

 

Text by Ookaya Ryota
写真: https://flic.kr/p/GZc9rv

Sleeper Prospects NL Central

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 現段階では名の知れていないプロスペクトである『スリーパー』を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。また、選出基準はMLB.comのチームトップ30及びFEDのチームトップ20圏外の選手とした。

  • シカゴ・カブス

チャーサー・バークス:OF
スピードに優れるアスリートタイプ。バッティングではギャップを破る技術を示しており、1Aでは二塁打22本と健闘。四球率10.2%と出塁能力も高く、俊足を生かして28盗塁をマーク。守備ではLFメインも、CFを守れる力を示せれば選手としてのバリューは上がるはずだ。

ポール・ブラックバーン:RHP
12年ドラフト全体56位指名。ロケーションに優れており、BB/9=2.2の制球力を武器に15年はA+で18先発&防御率3.11と好投。一方で87-94マイルと球速が安定せず、もしコンスタントに92-94マイルを投げ切れるようになればブレーク必至だろう。

ジェレミー・ヌル:RHP
背中の故障が懸念されていたが、15年はA&A+で117.1回を投げ健康ぶりをアピール。6-8/230の大柄な体格から最速94マイルのストレート&カーブをコマンドよく投げ込む。BB/9=0.8&K/BB=7.45とゾーンを完全に支配。

タイラー・スクリナ:RHP
15年は膝の故障から復帰するとR&A+で78.2回投げて防御率3.09&K/9=8.8と力強い内容。93-94マイルのストレート&スライダーで攻めるパワーピッチャー。故障のリハビリを経て変化球の扱い&コマンドが向上した。

 

テイラー・デービス:C/1B/3B
攻守に発達しており、ルール5ドラフトの指名候補にも挙げられた。Cとして平均レベルの肩を備えており、ブロッキングも悪くない。打撃面では2A&3Aで打率.311、本塁打9、OPS.845と高い階級でも実績を残している。