Tag Archives: マイク・トラウト

Weekly Report:Week-10

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のハイライトで1週間のメジャーリーグを辿る。Week-のキーワードは「日米通算2000本」 「エリック・ヤング・ジュニア」 「300号本塁打」だ。

 

・日米通算2000本安打

 ストロズの青木宣親が6月11日のエンゼルス戦で日米通算2000本安打を達成した。

青木は2003年ドラフト4位で早稲田大学からヤクルトに入団。プロ1年目に阪神の安藤優也からプロ初ヒットを放つと翌年には200本安打を達成。最多安打、首位打者、新人王を獲得し一躍球界を代表するヒットメーカーとなった。2012年にはNPB通算1284本を引っ提げてブリュワーズに入団し、4月8日のカージナルス戦ではミッチェル・ボッグスからMLB初安打を放った。

日本では順調すぎるキャリアを築いてきた青木だが、MLB挑戦後は打率3割の壁に苦しみ、ブリュワーズ、ロイヤルズ、ジャイアンツ、マリナーズ、アストロズと5球団を渡り歩いてきた。それでもコンスタントにヒットを積み重ね、昨季までの5年間で681安打。2000本まで残り35本として今季を新天地のアストロズで迎えていた。

2000本まで残り2本としてこの日を迎えた青木は9番レフトで先発出場。4回にタイムリーツーベースで1本とすると、続く6回には先頭で三遊間を抜くヒットを放ち大記録を達成した。さらに8回にも猛打賞となるヒットを放ち2001本目とした。

今シーズンはなかなか調子の上がって来ない青木だがチームは現在地区首位を独走中。この記録をきっかけに調子を上げ、優勝争い、さらにはポストシーズンで躍動するのを期待したい。

 

 

Weekly Report:Week-8

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つのハイライトで1週間のメジャーリーグを辿る。Week-8のキーワードは「600本塁打」「ノーヒットノーラン」「満塁ホームラン」だ。

 

・600本塁打

6月4日、エンジェル・スタジアム・オブ・アナハイムで行われたエンゼルスとツインズの試合、4回裏にエンゼルスのアルバート・プホルスがレフトスタンドへ放った今シーズン第9号となる満塁弾は、プホルスにとってMLBで放った600本目の節目となるアーチであった。

現在37歳、ドミニカ共和国出身のプホルスは2001年にカージナルスでMLBデビュー。広いスタンスの特徴的なフォームで1年目から打率.329&37本塁打&130打点と好成績を残すと、そこから10年連続で打率3割、30本塁打、100打点をクリアする圧倒的な打撃を見せ、間違いなく2000年代最高の選手の一人となった。そうして積み重ねたホームランもついに600本の大台へ乗った。長いMLBの歴史で、600本塁打をクリアしているのは今回のプホルスを含めわずか9人だけである。

ちなみに、2001年時点で600本塁打をクリアしていたのはわずか3人(ベーブ・ルース、ウィリー・メイズ、ハンク・アーロン)だけであった。そこから16年のうちに、バリー・ボンズ、アレックス・ロドリゲス、ケン・グリフィー・ジュニア、サミー・ソーサ、ジム・トーミ、そして今回のプホルスの6人が新たにこの大記録に到達している。さて、次にこの大台に乗る10人目はいつ現れるのだろうか。現役でプホルスに次ぐ通算本塁打を記録しているのは、現役最高打者の呼び声高いタイガースのミゲル・カブレラの451本だ。しかしそんなカブレラも現在34歳、打撃技術はまだまだ衰えを感じさせないものの、怪我が増えていることもあり達成は簡単ではないだろう。やはりプホルスを見ていてもわかるように、600本塁打を達成するには卓越した打撃技術に加え、試合に出続ける健康な体も必要不可欠だ。そういう意味では、25歳ながらすでに184HRを放っているマイク・トラウト(LAA)を筆頭にハーパー(WSH)、スタントン(MIA)、ブライアント(CHC)などの若い世代のパワーヒッターたちが怪我なくプレーし将来この記録を達成してくれることを願いたい。

 

2017 Team Preview:ロサンゼルス・エンゼルス

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*40人ロースターはリンクより参照 
*SP横*マークはローテーション候補の意味を示す

  • 本拠地球場:エンゼルス・スタジアム・オブ・アナハイム

他の野球場と大きさを比較する→http://yakyujo.com/ml26/

 

 

広さ
レフト 100.6m
センター 121.9m
ライト 100.6m
フェンス高さ

2.4~5.5m 

パークファクター *平均100
安打 93.6
ツーベース 82.8
スリーベース 60.0
HR 105.6
得点 91.0

 

      • 予想オーダー

1. キャメロン・メイビン:LF
オフにトレードで加入。長らく元トッププロスペクトらしからぬ成績が続いていたが昨シーズンようやく、打撃で本領を発揮することができた。自慢のスピードもまだ衰えておらず15盗塁をマーク。一方で守備はDET時代の2年間はDRSがマイナス2桁となるなどマズい動きを見せており、LAAでは主にLFを守ることになるだろう。子供の頃地元のマイナーのチームのバットボーイをしていた。

2. ユネル・エスコバー:3B
昨シーズンは2年連続となる打率.300以上をクリアしたが、一方で長打の数は減少傾向。それでも持前の選球眼のよさで出塁することができており、全体としての打撃成績は悪くない。15年からSSとして動きが悪いため3Bに移されたが、3Bでもマズい動きを見せている。キューバ出身だが、先日アメリカの市民権を獲得した。 

3. マイク・トラウト:CF
言わずと知れたスーパースター。昨シーズンはHR数こそ減少したものの、その他の打撃成績は15年と変わらず13年以来の30盗塁もマークした。MVPも獲得し、デビューから6年連続でMVP投票は2位以上となっている。守備ではデビュー当初ほどではないが、要所で素晴らしいプレーを見せている。クリス・クリスティ州知事の「フィラデルフィアのファンは怒りっぽくて辛辣だ」という発言に対してニュージャージー生まれでNFL、フィラデルフィア・イーグルスのファンであるトラウトは「情熱を持っているだけ」と反論。

4. アルバート・プホルス:DH
昨シーズンは31HRをマークした以外は軒並み低迷。打率、出塁率共に上がらず、4年連続でOPSは.800を下回ることとなった。昨シーズン中悩まされていた足の故障は順調に回復している様子。交通事故を起こした従兄から打訴えられたり、その従兄が死なせてしまった子供の母親からも訴えられたりと従兄関連で2件の訴訟も抱えている。

5. コール・カルフーン:RF
昨シーズンはアプローチが改善され四球が増え、三振が減った。一方でHRが減少し、二塁打が増加。全体としては見れば優秀な打者であることには間違いないだろう。守備でも強肩が活き、2年連続でDRSがプラスをマークしている。オフには3年$26M+1年のオプション付きで契約延長に合意した。子供の頃キャッチボールの相手をしてくれていた姉に容赦なく強いボールを投げて手を痛めさせていた。

6. ルイス・バルブエナ:1B
オフに2年$15M+1年のオプション付きで契約。昨シーズンは故障もあり、90試合の出場に留まったが持前のパワーと出塁能力の高さは健在。故障さえなければキャリアハイの成績を残せていたかもしれない。本職は3Bだが、エスコバーが3Bにおり、プホルスの足の状態も考慮して1Bに入ることが多くなるだろう。 母子家庭で育っており父親に初めて会ったのは17歳の時。

7. ダニー・エスピノーザ:2B
オフにトレードで加入。バットに当たる確率は低いが、当たれば長打という一か八かの打撃スタイル。せめて四球を選べればいいのだが、BB%は平均レベル。その分守備ではSS/2Bどちらを守らせても素晴らしい動きを見せる。ニックネームの「Dirtbag」の本来の意味は人間の屑。 

8. アンドレルトン・シモンズ:SS
守備の上手さは相変わらずでDRSはデビューした12年から5年連続で10以上をマーク。一方でイマイチな打撃は打率が少し上がった以外は例年と変わらず。13年には17HRをマークしたが以降はGB%が高くなり、打球を打ち上げることに苦労している。WBCに出場することでシーズンへ悪影響が出るのではという声に対して「WBCに出た方がいいスタートが切れる」と一蹴。実際17HRをマークした13年もWBCに出場していた。 

9. マーティン・マルドナード:C
オフにトレードで加入。打撃はさっぱりだが、盗塁阻止やブロッキング、フレーミングなどに優れた守備型C。完全にレギュラーとして迎い入れられたというわけではなく、恐らくカルロス・ペレスと出場機会を分け合うことになるだろう。