Tag Archives: マイケル・ソーンダース

2017 Team Preview:フィラデルフィア・フィリーズ

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*40人ロースターはリンクより参照
*SP横*マークはローテーション候補の意を示す

  •  本拠地:シチズンズ・バンク・パーク
他球場と大きさを比較する → http://yakyujo.com/ml29/

 

広さ
レフト 100.3m
センター 122.2m
ライト 100.6m
フェンス高さ

1.8~4.3m 

パークファクター *平均100
安打 92.4
ツーベース 82.1
スリーベース 66.7
HR 114.0
得点 103.8

 

  • 予想オーダー

1. セーザー・ヘルナンデス:2B
「パワーレスでレギュラー向きではない」という評価を覆す素晴らしい活躍。155試合に出場し、打率.294&6本塁打&17盗塁&出塁率.371をマーク。fWAR4.4はリーグの二塁手ではダニエル・マーフィー(WSH)、ジーン・セグラ(現SEA)に次ぐ3位だった。俊足を生かした攻守が武器で、リーグ最多の11三塁打を放っている。

2. フレディ・ギャルビス:SS
レギュラー起用2年目のシーズンは、打率こそ落としたものの20本塁打を放つなど長打力が開眼。アクロバティックな遊撃守備でもリーグ1位の守備率.987と安定感が増したことで、守備指標もDRS+5&UZR+15.1と劇的に向上した。一方で選球眼には課題を残しており、出塁率.274は規定打席到達者では両リーグワーストだった。

3. オドゥベル・ヘレーラ:CF
メキメキと力をつけ続けているチームの顔。俊足、巧打、堅守と3拍子揃っている外野手。メジャー2年目となった昨季は、本塁打(8→15)&盗塁(16→25)&四球率(5.2%→9.6%)を向上させスケールアップ。オフには5年3050万ドル+2年オプションの契約延長を行い、再建の柱として期待されている。

4. マイケル・ソーンダース:RF
昨季は前半81試合でOPS.923&16本塁打と最高のスタートを切ると、最終投票で滑り込み、自身初となるオールスター選出を果たした。ところが後半戦は打率.178&OPS.638と失速。オフにFAとなったがなかなか新天地が決まらず、結局1年900万ドルでフィリーズと契約した。15年に左膝を故障した影響か1盗塁&DRS-11と守備走塁の評価は下降気味。

5. マイケル・フランコ:3B
スプリングトレーニングでは本塁打&打点の二冠に輝いたが、シーズンではもう1つ輝けず。自慢のパワーを武器にチームトップとなる25本塁打&88打点をマークしたが、打率&出塁率&長打率は前年を下回ってしまった。一方、課題の三塁守備では依然として平均以下ながら守備率&DRS&UZRいずれもやや改善が見られた。

6. トミー・ジョセフ:1B
元々はハンター・ペンス(現SF)とのトレードでジャイアンツからやって来た選手。フリースインガーながらズバ抜けたパワーを備えており、昨季は新人ながら21本塁打&OPS.813をマーク。チームの看板選手であったライアン・ハワードに引導を渡した。 元々は捕手としてプレーしており、12年には2Aで盗塁阻止率40%を記録している。

7. ハウィ・ケンドリック:LF
トレードでドジャースから新加入。流し打ちの名手として知られる巧打者で、打率.290以上のシーズンは7度を数える。昨季はメジャー11年目にしてキャリアワーストとなる打率.255&OPS.691に落ち込み、バックアップに回る機会が増えた。今季は本職の二塁ではなくレフトでの起用が見込まれているが、若手のアーロン・アルテールやロマン・クインなどライバルは多い。 

8. キャメロン・ラップ:C
昨季は16本塁打&OPS.750をマークし正捕手に定着。チームの功労者であるカルロス・ルイーズ(現SEA)を追いやった。一方守備では強肩をウリにしているが、盗塁阻止率27.4%&DRS-5と奮わなかった。父はエクスポズ傘下でプレーした元マイナー投手。傘下にはWBCコロンビア代表の4番を務めたホルヘ・アルファロが今季中にも昇格すると見られており、競争が予想される。

 9. 投

 

MLBオールスター大予想。FEDライターが決める球界のスターは誰?

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現地時間7月12日、メジャーリーグで活躍する選ばれたスターたちが集結する祭典が行われる。「All Star Game」と題されるその試合は、野球選手にとって特別な舞台であり、そこへ選出されることは大きな意味を持ち合わせているのだ。

我らがFar East Divisionでは、「そのお祭りに選ばれるべき『球界を代表するスター』は誰なのか?という疑問に対し、アメリカン・リーグ8名、ナショナル・リーグ9名のライターにアンケートを実施。「FEDが決めるオールスター」を決定した。

 

  • アメリカン・リーグ

 

今回の企画で両リーグ通じて最多の8票を集めたのは、マニー・マチャド(BAL)。今シーズンは昨シーズンを上回るペースである好調な打撃に加え、3B/SSの2つのポジションを守っていることから、3Bとして6票、SSとしても2票が入ったことが多くの得票を集めた理由となった。

そのマチャドが選ばれた3Bでは他には今シーズン打撃が開花したニック・カステヤノス(DET)、レイズの主砲エバン・ロンゴリア(TB)がそれぞれ1票を集めた。

SSでは8票のうち2票はマチャドだったが、残りの6票は全てザンダー・ボガーツ(BOS)に集まった。首位打者を争うほどのハイアベレージを残し、強力レッドソックス打線を引っ張る23歳はオールスターに相応しい選手だろう。

この他に1人が多くの支持を集めたポジションは、Cだ。昨シーズンのワールドチャンピオン、ロイヤルズの正捕手サルバドール・ペレス(KC)が7票を獲得。マット・ウィータース(BAL)に1票入った以外は全員がペレスを支持する結果となった。

1Bではミゲル・カブレラ(DET)とエリック・ホズマー(KC)、2Bではロビンソン・カノー(SEA)とホセ・アルトゥーベと、どちらも実力者同士の一騎打ちとなったが、それぞれ1Bはカブレラ(DET)、2Bはカノー(SEA)が選ばれた。

ア・リーグで混戦を極めたのがOFの外野3枠の争いだ。4年連続オールスターに出場し、今シーズンも安定してハイレベルな成績を残すマイク・トラウト(LAA)が7票を獲得して1枠は決まったものの、残り2枠を巡って3人が5票で並ぶ波乱の結果となった。

その3人のうち2人はレッドソックス所属で、切り込み隊長ムーキー・ベッツ(BOS)と、課題の打撃が急成長し29試合連続安打など印象にも残ったジャッキー・ブラッドリーJr(BOS)。もう1人は開幕から好調をキープし、キャリアハイペースでホームランを量産し続けているマーク・トランボ(BAL)だった。

他には遂に打撃覚醒の兆しを見せるマイケル・ソーンダース(TOR)や、西地区首位を独走するレンジャーズで躍動するルーキーのノマー・マザーラ(TEX)などが少ないながらも票を集めた。

DH制のあるア・リーグ。言わずもがな、ラストイヤーとなるビッグ・パピことデビット・オルティズ(BOS)が選ばれた。もちろん人気や最後だからという理由だけで選ばれているわけではなく、今季で引退する40歳とは思えない程の成績を残している。ビクター・マルティネス(DET)にも票が入ったが、今シーズンはオルティズで文句はないだろう。

 

Weekly Report:Week-11

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3つのハイライトで1週間のメジャーリーグを辿る。Week-11のキーワードは「マックス・ケプラー」「イチロー」「マイケル・ソーンダース」だ。

 

  • ケプラー

イツ野球界の期待の星、マックス・ケプラーの初本塁打は劇的なものになった。

12日に行われたボストン・レッドソックス対ミネソタ・ツインズの試合。7回終了時点でホームのツインズが3点をリードしていたが、8回表にエデュアルド・ヌネスの送球エラーなどで同点に追いつかれてしまう。9回は互いに得点をあげることができず試合は延長戦へと突入する。

ツインズは10回裏に先頭のジョー・マウアーが四球で出塁すると、送りバントを絡めながら1アウト2、3塁のチャンスを作ることに成功する。ここで打席が回ってきたのはケプラー。この日はこの打席まで4打席無安打2三振と目立った活躍ができずにいた。

対するは90マイル後半の速球をどんどんと投げ込んでくるマット・バーンズ。初球のカーブを見逃し、2球目の速球に空振りを喫しあっさりと0-2と追い込まれ万事休すかと思われた。しかし、3球目の真ん中よりの98マイルの速球をフルスイングすると、打球は内野5人シフトで1人少ない外野の頭の遥か上を行き、瞬く間にバックスクリーンへと飛び込んでいくサヨナラホームランとなった。あまりにも鋭い打球だったため本人も本当に自分が打ったのか疑ったと語るほどであった。

ケプラーはドイツ系というわけではなく、ドイツ国内で生まれ育った生粋のドイツ人。ドイツ国内のプロ野球リーグ、ブンデスリーガの名門レーゲンスブルクからツインズのマイナーへと渡りしのぎを削ってきた。昨シーズンはAAで目覚ましい活躍を見せ、AAのリーグ最優秀選手にも選ばれていたが、今シーズンはここまでメジャーの壁に苦しんでいた。

ドイツ野球界の先頭を走っているだけにケプラーにはこのホームランをきっかけにメジャーの壁を打ち破ってほしい。おなじくレーゲンスブルクからロサンゼルス・ドジャースのマイナーにわたったパスカル・アモンのよき先輩となることを祈っている。

 

2016 Team Preview:トロント・ブルージェイズ

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*40人ロースターはリンクより参照 
*SP横*マークはローテーション候補の意味を示す

  • 本拠地:ロジャース・センター

他の野球場と比較する→http://yakyujo.com/ml19/

 

広さ
レフト 100M
センター 121.9M
ライト 100M
フェンス高さ 3M
パークファクター*平均100
安打 92.6 
ツーベース 107.6
スリーベース 95.8
HR 100.5
得点 90.6

 

  • 予想オーダー

1.マイケル・ソーンダース:LF
昨シーズン、トレードで地元カナダのチームに移籍し外野の一角として期待されたが、開幕前にスプリンクラーを踏んで膝を故障するアクシデントに見舞われシーズンのほとんどを棒に振った。健康ならパワーとスピードを兼ね備えた優秀な選手。四球をよく選ぶので出塁率も高くリードオフ向き。オフには三角トレードで放出がほぼ決まったかのように思われたが成立せずに終わった。今シーズンはケビン・ピラーとのリードオフマンの座を争う。

2.ジョシュ・ドナルドソン:3B
現在メジャーで最も価値のある選手の1人。移籍1年目となった昨シーズンは球場が打者有利になったことに加え、マークが自分1人に集中しなくなったこともあり打撃成績が軒並み上昇。出塁率を除く全ての打撃成績でキャリアハイをマークした。 守備でもDRS、UZRでともにプラスの成績を残し、MVPに輝いた。クラブハウス内ではチームリーダーとしてまとめ役となっている。5ツールと同程度に大事なツールの1つとして毎日試合に出ることをあげている。最もタフな対戦相手はウェイド・デービス(KC)とのこと。

3.ホゼ・バティスタ:RF
4年ぶりに40本塁打をマークした主砲。 昨シーズンはコンスタントにホームランを打ち続け、月間本塁打が5本を下回ったのは5月の1回だけだった。打率は.250とイマイチだったが、K%=15.9%とそれほど高くなく、BABIP.237と低かったため今シーズンは平均以上の打率を残せる可能性が高い。オフには契約延長の金額については交渉の余地はないと発言し、5年150M以上の契約を求めているとの報道もあった。スプリングトレーニングでは打撃練習中に左打席に入り柵越えの打球を放っている。

4.エドウィン・エンカーナシオン:DH
ドナルドソン、バティスタと共にチームのメジャー最多得点に貢献にしたスラッガー。生粋のプルヒッターで打球の半分は引っ張り方向。39本塁打中逆方向への本塁打は3本だけだった。守備につく機会が年々減っているがどこを守らせても平均以下なので仕方がない。今シーズン終了後にFAとなり、本人はブルージェイズでキャリアを終えたいと語っている。しかし、ペイロールに余裕がないブルージェイズが今年で34歳になる自分と契約する可能性は低いと悟ったようなコメントもしている。

5.トロイ・トゥロウィツキ:SS
昨シーズンのトレードデッドラインで移籍してきたスター選手。故障が多い選手として知られているが昨シーズンはなんとかDL入りせずシーズンを終えることができた。SSとしてはパワーに優れており、100試合近く出場できれば18~20本塁打は計算できる。ブルージェイズ移籍後は不振に陥ったが、長年在籍したコロラド・ロッキーズから放出されたことによるショックが影響していた可能性もあり、その影響がなくなった今シーズンは以前のような打撃が見れるかもしれない。トレードされたことについてまだ恨みを持っており、二度とCOLのフロントとは口を利かないと堂々と発言している。

6.クリス・コラベロ:1B
 昨シーズン32歳にしてブレイクを果たした長距離砲。ウェーバーでTORに拾われ1Bデプスの最後方に位置していたが、AAAでの好調が認められ昇格。昇格後も好調を維持し、101試合の出場で.321/.367/.520、15本塁打をマーク。それまで1Bのレギュラーだったジャスティン・スモークをベンチへと追いやった。アプローチが雑でBB%=6.1%に対しK%=26.7%。高打率だったのは.411だったBABIPによるところも多く今シーズンは打率が下がることが予測される。守備は驚くほど下手で、特に外野を守らせると普通のフライでも捕れるかハラハラさせられる。

7.ラッセル・マーティン:C
 5年82Mの契約1年目の昨シーズンはレギュラー捕手としてチームをプレーオフに導き、期待に応えることができた。守備ではア・リーグワーストのパスボールを出したが、ナックルボーラーのR.A.ディッキーと組むことが多かったのでしかたないことだろう。盗塁阻止率では44.4%をマークし、こちらはア・リーグベストの数字。打撃では低打率ながらもキャリアハイとなる23本塁打をマーク。地元カナダで素晴らしいシーズンを過ごした。投手とのコミュニケーションを何よりも大事にしており、今オフに新加入した投手に多くの時間を割いている。

8.ライアン・ゴインズ:2B
昨シーズン、レギュラーに定着したディフェンシブな選手。デボン・トラビスが故障で離脱する前はSS、離脱後トゥロウィツキが加入すると2Bに回ったがどちらでも平均以上の守備を見せた。打撃では5本塁打と4三塁打をマークするなど決して非力ではなく、BB%=9%と四球も選べるが打率が上がらず、全体としては平均以下。スプリングトレーニングでは打撃改善に取り組み、7箇所ほどスイングのメカニクスを変えたとコメントし自分は.250の打率で終わる打者ではないと意気込みは十分。トラビス復帰後の処遇は打撃次第となる。

9.ケビン・ピラー:CF 
メジャー定着となった昨シーズンは走攻守で大活躍だった。特に守備では、ロジャース・センターの高いレフトの壁をよじ登ってのホームランスティールをはじめとするスーパープレーを連発しDRSでは+22をマーク。ゴールドグラブを受賞できなかったのが不思議なほどだった。打撃でもOPS.713、12本塁打をマーク。走塁では25盗塁を決め失敗は4個のみだった。長打力もあり、コンタクトに優れ、盗塁も上手いためリードオフ向きに見えるが出塁率が悪いためソーンダースがいる限りは下位に置くのが無難か。ただ、ソーンダースは故障が多いため夏場にはリードオフマンの役割を与えられる可能性が高い。