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Weekly Report:Week-11

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つのハイライトで1週間のメジャーリーグを辿る。Week-11のキーワードは「オールスター」「アーロン・ジャッジ」「ドジャース」だ。

 

・オールスター

ァン待望のオールスターゲームの開催が近づいている。現地時間の11日に開催が予定される今年のオールスターはマイアミ・マーリンズのホーム球場であるマーリンズパークで行われる。今回で88回目となる今年のオールスターの気になる出場選手だが今回はアリーグとナリーグで対照的な選出となった。本記事ではスタメンに対象を絞って紹介していく。まずはアリーグからだが、アリーグのスタメンは4度目の選出となる2塁手のホセ・アルトゥーベと捕手のサルバドール・ペレス、昨年に続いての選出となった外野手のムーキー・ベッツ以外はすべての選手が初選出とフレッシュな印象を受ける。現在アリーグ最高勝率を誇り西部地区首位を独走するアストロズからはアルトゥーベの他にショートのカルロス・コレア、外野手のジョージ・スプリンガーがスターターに選出された。他にも現在メジャートップの本塁打数を誇るヤンキース期待の若手アーロン・ジャッジや今シーズンついにブレイクを果たしたブルージェイズのジャスティン・スモークなど初選出ではあるが今シーズンの活躍ぶりを考えると妥当な選出と言えるだろう。先発はレッドソックスのクリス・セールか。

 

続いてナリーグ。ナリーグはアリーグとは対照的に初選出はショートを守るレッズのザック・コザートだけ。バスター・ポージーやブライス・ハーパーなどオールスター常連の選手達が顔を合わせた。開催地であるマーリンズパークを本拠地とするマーリンズからは外野手のマーセル・オスーナが選出された。マーリンズの選手はベンチに入るジャンカルロ・スタントンと彼だけのため彼の活躍には大いに期待したい。先発投手はナショナルズのマックス・シャーザーが努めることが予想される。ここまでスタメンに関して記述したがベンチにもそうそうたる選手達が選出されており今年もハイレベルな戦いになるだろう。ここ4年間はアリーグが勝利しているが今年はどうなるのか予想して見てみるのも面白いだろう。

2017 Team Preview:ワシントン・ナショナルズ

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*40人ロースターはリンクより参照
*SP横*マークはローテーション候補の意味を示す 

  • 本拠地:ナショナルズ・パーク
他球場と大きさを比較する → http://yakyujo.com/ml30/

 

広さ
レフト 102.4m
センター 122.5m
ライト 102.1m
フェンス高さ  3.6~4.2m
パークファクター *平均100 
安打  97.4
ツーベース 89.1
スリーベース 80.6
HR 102.3
得点 95.6

 

  • 予想オーダー

1.アダム・イートン:CF
オフに超有望株ルーカス・ジオリトら3名とのトレードで加入。体格は小柄だが、ガッツあふれるプレースタイルでチームを引っ張る俊足・巧打の外野手。今季は昨季DRS+22を稼いだライトからセンターに回る予定。3年連続で「打率.280&出塁率.360&14盗塁」以上をクリアしており、2年連続で14本塁打をマークするなど長打力も向上中。9三塁打&18補殺はリーグトップだった。妻ケイトさんは大学1部リーグでプレーしたソフトボール選手。

2. トレイ・ターナー:SS
メジャーでも1、2を争う俊足の持ち主。新人ながら73出場で打率.342&13本塁打&33盗塁と素晴らしいデビュー。8月&9月で月間最優秀新人を獲得し、シーズン後の新人王投票でもコリー・シーガー(LAD)に次ぐ2位にランクインした。昨季は二塁とセンターでの出場がメインだったが、今季は本職の遊撃に戻る予定だ。自身を「遅咲き」と評しており、高校入学時には163cmしかなかった(現在は185cm)。

3. ブライス・ハーパー:RF
15年には史上最年少で満票MVPを獲得。昨季はさらなる飛躍が期待されたが三振率以外の全ての打撃項目が大幅ダウン。それでも5月8日のカブス戦ではメジャー最多タイとなる1試合6四球、メジャー史上初となる「0打数7出塁」をマークするなど武勇伝は増えた。オフには1度破局と報じられたケイラさんと結婚。オールスターのホームラン競争には「あれはファンのためのイベント。俺はファンを気にしない」と辞退。

4. ダニエル・マーフィー:2B
15年ポストシーズンでカブスの夢を打ち砕いた「ヤギの呪い」の勢いそのままに、打率.347&25本塁打&104打点の活躍。MVP得票ではクリス・ブライアント(CHC)に次ぐ2位にランクインした。インコースが得意である利点を生かし、ホームベースに近づいて立ったことがモンスターイヤーの要因の1つとなった。通算DRS-50と二塁守備は不得意。

5. アンソニー・レンドン:3B
15年は故障もあり80試合の出場にとどまったが、昨季は156試合に出場するなど復活。打率.270&20本塁打&85打点の活躍でカムバック賞を受賞した。12盗塁&DRS+8をマークするなど守備走塁も優秀で、走攻守3拍子揃った三塁手へとなり得る可能性を秘めている。歌手テイラー・スウィフトの大ファン。後半戦はOPS.866と調子を上げており、今季の飛躍に期待。

6. ライアン・ジマーマン:1B
チームの顔的存在だったが、ここ数年はすっかり影が薄くなっている。昨季はキャリアワーストとなる打率.218&OPS.642に終わった。平均打球速度93.7マイルはメジャー全体10位と優秀だったが、打球角度が上がらずに苦労した。オフにはダニエル・マーフィーと共に打球角度を上げるための練習に取り組んだ。

7. ジェーソン・ワース:LF
不良債権と言われながらもついに契約最終年を迎える。開幕してしばらくは不調が続いたが、2番に座ると球団タイ記録となる46試合連続出塁をマークするなど復調。これはイチロー(MIA)の43試合連続出塁をも上回る記録だ。打撃では復活を見せたが加齢によりDRS-8と守備範囲は狭まっており、今季はアダム・リンドらと出場機会をシェアすることになるだろう。本人は来季以降の現役続行に前向き。

8. マット・ウィータース:C
オールスター4度&ゴールドグラブ2度の名捕手が世界一のラストピースとして新加入。現代のメジャーリーグで重要視されているフレーミング能力が平均以下なこと、代理人がスコット・ボラスであることから春季トレーニングが始まってからも新天地が決まらなかったが、2年2100万ドルの契約でナショナルズ入りが決まった。

9. 投

 

2016 NLDS Review:WSHvsLAD

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NLSD:WSH2-3LAD

*Game部のリンクでゲームのRecapをチェック可。

Game1 LAD4-3WSH
勝:クレイトン・カーショウ(1-0) 負: マックス・シャーザー(0-1) S:ケンリー・ジャンセン(1)

Game2 LAD2-5WSH
勝:ブレーク・トライネン(1-0) 負:リッチ・ヒル(0-1) S:マーク・マランソン(1)

Game3 WSH8-3LAD
勝:サミー・ソリス(1-0) 負:前田健太(0-1)

Game4 WSH5-6LAD
勝:ジョー・ブラントン(1-0) 負:ブレーク・トライネン(1-1) S:ケンリー・ジャンセン(2)

Game5 LAD4-3WSH
勝:フリオ・ウリアス(1-0) 負:マーク・ゼプチンスキー(0-1) S:クレイトン・カーショウ(1)

レイトン・カーショウの壁はあまりにも厚かった。05年のチーム創設以来初、前身モントリオール・エクスポズ時代から数えても35年振りとなるディビジョンシリーズ突破を目指すワシントン・ナショナルズの前に立ちはだかったのは、世界一6度、4年連続地区優勝中の常勝球団ロサンゼルス・ドジャースだった。

ドジャースはカーショウの登板試合で3戦3勝。ナショナルズは2勝1敗と王手をかけながらの逆転敗退となった。これにより、ナショナルズのダスティ・ベイカー監督はポストシーズンの王手をかけた試合で9連敗、自身にとってもチームにとっても初の世界一はまたも叶わなかった。対してドジャースは1988年以来となる世界一をかけてシカゴ・カブスと対峙する。

ここからはこのシリーズの注目点を通して振り返っていこう。

注目点→ブルペン陣

このシリーズはブルペン対決であったと言っても過言ではない。レギュラーシーズン中のブルペン防御率はドジャースが両リーグ1位、ナショナルズが同2位となっており、両チームとも素晴らしいブルペン陣を誇り、この堅固なブルペンをどう運用するかが注目されていた。

ナショナルズは左右の枚数が揃った豊富なブルペン陣と左右の得意不得意のデータを駆使した小刻みな継投で、最初の3試合までリリーフ投手が計13.1イニング投げて無失点と完璧な内容。しかし、第4戦では、左バッターが得意ではない右腕のブレーク・トライネンを左バッターが6人並ぶ場面で投げさせ、チェース・アトリーに決勝タイムリーを浴びた。

さらに第5戦では、対左投手の方が打率が1割近く低いジャスティン・ターナーに対して左腕のサミー・ソリスから右腕のショーン・ケリーに継投し決勝打を浴びるなど本来の戦い方を貫くことができなかったのが悔やまれる。もちろん、継投の良し悪しは結果論の部分も大きいが、チームが1年間続けたやり方を最後の最後で変えてしまったのは残念だ。

豊富なブルペン陣をフル活用したナショナルズとは対照的に、ドジャースはジョー・ブラントンとケンリー・ジャンセンが第2戦を除いて全試合に登板するなど信頼できるリリーバートップ2を中心とした継投を行い、2人で計10.2イニングを投げ抜いた。さらに第5戦では7回から抑えのケンリー・ジャンセンを投入し、最後は中1日のエース、カーショウで締めるなどレギュラーシーズンでは考えられないような継投で勝利を掴み取った。

特にカーショウの起用法については賛否両論あるだろうが、チームのエースが自分の将来を天秤にかけてまで登板を志願した思いには敬意を払うべきであり、王手をかけられながらも2戦連続で終盤の逆転勝利を演出したドジャースの打者陣の執念も素晴らしかった。

Text by Sakurai Haruki
写真: https://flic.kr/p/ecERCJ