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2018年MLBオールスター予想 FED部員が決める現在のMLBで熱い選手は誰なのか?

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現地時間7月17日に第89回「MLBオールスターゲーム」が開催される。開催地は、ワシントン・ナショナルズの本拠地であるナショナルズ・パーク。2008年に開場された同球場での開催は初であり、1962年以来となるワシントンD. C. での開催である。今年もFarEastDivision内でオールスター投票を実施し、FED部員によるオールスターを選出した。

 

•ナショナル・リーグ

それでは、ホームであるナショナル・リーグの選手から紹介をする。

C:J. T. リアルミュート(MIA)

1B:フレディ・フリーマン(ATL)

2B:スクーター・ジェネット(CIN)

SS:ブランドン・クロフォード(SF)

3B:ノーラン・アレナド(COL)

OF:マット・ケンプ(LAD)

OF:オドゥベル・ヘレーラ(PHI)

OF:ニック・マーケイキス(ATL)

 

キャッチャー、ファースト、セカンドは、ほぼ満票でそれぞれリアルミュート(MIA)とフリーマン(ATL)、ジェネット(CIN)に決定。サードはエウヘニオ・スアレス(CIN)に若干票が流れたもののアレナド(COL)に決定。ショートはトレバー・ストーリー(COL)と票が割れ、僅差でクロフォード(SF)に決定。

アウトフィルダーは、最多の8票を集めたケンプ(LAD)、ヘレーラ(PHI)、マーケイキス(ATL)に決定。昨年、FED部員による投票で唯一の満票選出となったブライス・ハーパー(WSH)は、今年は僅か2票に終わった。他、クリスチャン・イエリッチ(MIL)が3票を集めた。

余談だが、昨年FED部員が選出した選手の中で、今年も連続選出された選手は1人もいなかった。

 

キャッチャーは、実際のオールスターゲームではウィルソン・コントレラス(CHC)が先発出場することになっている。尚、身長・体重はリアルミュート(MIA)と同じである。

セカンドは、実際のオールスターゲームではハビアー・バイエズ(CHC)が先発出場することになっている。今季20-20を視野に入れているバイエズだが、FED部員はほぼ票を入れなかった。ただ、データで見ればジェネットが優れているというわけではなく、バイエズの方がfWARは高い。

アウトフィルダーは、実際のオールスターゲームでは、ヘレーラに代わりハーパーが先発出場することになっている。fWARは、ハーパーとヘレーラで大差ないものの、今季のハーパーは低打率に苦しんでおり、FED部員による投票では、長打力が伸びたヘレーラに軍配が上がった。

 

FED部員によるナショナル・リーグのオールスター選出では、ハーパーに票があまり入らなかった。今季のハーパーの成績は正直見栄えが悪い。しかしながら、長打力があることは事実であり実際のオールスターでは先発メンバーに名を連ねている。にも関わらず、ハーパー(2票)よりもイェリッチ(3票)やヘレーラ(7票)が票を集めることが出来たのは、よりインパクトのある選手―ヘレーラは今季、キャリアハイを大幅に塗り替える勢いで本塁打を量産している―に投票をしたからではないかと思われる。

 

2018 Team Preview:ボストン・レッドソックス

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*40人ロスターはリンクより参照

*SP横*マークはローテーション候補の意を示す

 

本拠地:フェンウェイ・パーク

他の野球場と大きさを比較する→http://yakyujo.com/ml15/

 

広さ
レフト 94.5m
センター 118.8m
ライト 92.0m
フェンス高さ 0.9~11.3m
パークファクター平均*100
安打 110.3
ツーベース 115.6
スリーベース 75.6
HR 82.4
得点 102.6

 

  • 予想オーダー

1.ムーキー・ベッツ:RF

SS、GG受賞、MVP投票2位に終わった16年からOPSを100ポイント近く下げるなど打撃成績を落とした。しかし守備や走塁は健在で40二塁打・20盗塁・UZR+20をマークしMVP投票では6位につけた他、BB/Kを0.61から0.97にあげるなどアプローチで成長が見られた。

2.アンドリュー・ベニンテンディ:LF

20二塁打20本塁打20盗塁の活躍で新人王投票2位につけた。ErrR=-0.8を記録してUZR=-0.1に終わるも、DRS=9を記録。プルヒッターであるものの広角に打ち分ける技術を持ち合わせており、アプローチも上々。UBRは16年、17年で合計-0.5を記録しており、かつ16年は3階級で17盗塁9盗塁死に終わっているため盗塁は減少すると見られる。

3.ハンリー・ラミレス:1B

レッドソックス加入後は走攻守で今ひとつの成績を残している。16年はWAR3.0を記録したものの17年はWAR-0.4を記録。15-17年のwFC=-5.4、wSI=-16.4と芯を外すボールへの対応が出来なくなっていることが1つの要因と言えるだろう。今季は497打席立つことで19年のオプションが行使されるため、ミッチ・モアランド(1B)等との併用が予想される。

4.JD・マルチネス:DH

5年$110Mの契約で加入したスラッガー。19年-21年(21年はDL登録日数によって生じるオプション)にオプトアウト可能。FB%を増加させてGB/FB=0.89とすると僅か119試合で45本塁打を放った。尚38本塁打を放った15年はGB/FB=0.79。守備指標が悪いため、DHでの出場がメインになると思われる。

5.ザンダー・ボガーツ:SS

17年はOPS+=95を記録。SS受賞は2年連続で途絶えた。通算BABIP.336のグラウンドボールバッターだが、16年には21本塁打を放つなど柵を超えるパワーと技術もある。守備はSS通算DRS=-30、UZR=-2.9。RngRの値が悪い一方でErrRは良い。UBR、wSB共に良く、走塁技術は高い。

6.ラファエル・デバース:3B

17年にメジャーデビューを果たし、58試合240打数で10本塁打を放った。アプローチはまだ洗練されていない部分が見受けられるが、21歳という年齢を考えれば伸びしろは大きい。17年は広角に打ち返すバッティングだったが、キャリア全体ではプルヒッターの傾向がある。バッティングのレベルの高さは既に昨年証明済みであり、フィールディングには難があるが問題はないだろう。

7.ダスティン・ペドロイア:2B

AS出場4回、GG受賞4回、08年MVP受賞という輝かしいキャリアを持つALで最も有名な2Bの1人。17年は故障で105試合の出場に留まり、fWAR=1.9とスタメン定着後ワーストの成績に終わった。ただアプローチやバッティング、変化球の対応に目立った衰えは見られず、フィールディングもUZR=6.3、DRS=-2。近年は守備範囲が狭まっているものの、DL復帰後は攻守で地区優勝争いに貢献出来るだろう。

8.ジャッキー・ブラッドリー Jr:CF

CF通算UZR=22.8、DRS=37のフィールディングと通算UBR=5.2、wSB=2.7のランニングが売りのCF。16年には26本塁打を放ったが、17年は17本塁打でOPS+は118から88に低下。18年は新監督の元盗塁を増やそうとしており、16年の9盗塁以上を期待したい。

9.クリスチャン・バスケス:C

フレーミングに定評のあるプエルトリカン。マイナーではある程度安定していたアプローチはAAAより上の階級ではやや苦戦している。C通算DRS=29、17年リーグ3位のRAA=8.3(MLB1位はタイラー・フラワーズの28.1)の堅守で”ミニ・ヤディ”の愛称に見合う活躍を期待したい。

Weekly Report :Week4,5

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4つのハイライトで1週間のメジャーリーグを辿る。Week-4,5のキーワードは「ショーン・マネイア」「プエルトリコ」「ダイアオンド・バックス」「ロナルド・アクーニャ」だ。

 

 ・ショーン・マネイア

現地時間4月21日にOAKの左腕ショーン・マナエアがBOS戦で今季MLB初となるノーヒットノーランを達成した。ノーヒットノーランは昨年のMIAエディンソン・ボルケス以来、ア・リーグに限定すると2015年の当時HOUに在籍していたマイク・ファイヤーズ以来となる偉業であった。

 

試合は初回、先頭のムーキー・ベッツを歩かせるも2者連続三振を含め3人で抑えると5回2死まで1人のランナーも許さない快投を披露する。5回2死からエラーと暴投でこの試合初めて得点圏にランナーを進めるもジャッキー・ブラッドリーJr.をチェンジアップで三振に切って取り危なげなく抑える。打線もメジャーを代表する左腕クリス・セールから2本のタイムリーツーベースと5回にエラーをしたマーカス・セミエンのソロホームランで小刻みに援護をする。9回には2死からこの日2つ目のフォアボールを与えるもハンリー・ラミレスをショートゴロに打ち取り自身初の完投、完封をノーヒットノーランのおまけつきでやってのけた。

 

この日、マナエアが対峙したBOS打線は打率メジャー全体1位、得点は同2位、OPSも同3位であり、規定打席到達者7人のうち6人がOPS.750超え(.800以上は4人)というBOSの開幕ダッシュ(この試合開始前時点で17勝2敗)の大きな要因の1つであるメジャー屈指の強力打線だった。

 

マナエアはメジャー3年目で昨年はキャリアハイの158.2イニング、12勝を挙げたがWHIP1.40やERA4.37、QS%=48.3%が示すように安定感に欠けていたが、今季は5試合で3勝2敗ながらERA1.23、QS%=80.0%と運に恵まれている側面はあるもののブレイクアウトする気配を漂わせており、開幕してからこれまでのピッチングが決してフロックではないということを今後のピッチングで見せてくれることを期待したい。