Tag Archives: 上原浩治

2017 Team Preview:シカゴ・カブス

32538061045_c641436f30_z

 

 

 

 

 

 

 

*40人ロースターはリンクより参照

*SP横*マークはローテーション候補の意味を示す

 

 本拠地:リグレー・フィールド

他の野球場と大きさを比較する→http://yakyujo.com/ml13/

 

 

広さ
レフト 108.2m
センター 121.9m
ライト 107.6m
フェンス高さ 3.5~4.6m
パークファクター平均*100
安打 92.8
ツーベース 93.0
スリーベース 104.5
HR 81.9
得点 87.4

 

・予想オーダー

1.カイル・シュワーバー:LF

2016年は左膝靭帯の怪我によって2試合の出場にとどまったが、ワールドシリーズで復帰。守備はできなかったが代打や敵地でのDHとして打率.412&2打点を記録、チームを勢いづけワールドチャンピオンに大きく貢献した。走塁には期待できないが、スプリングトレーニングでは1番打者として多く出場。

 2.クリス・ブライアント:3B

.292/.385/.554&39HR&102打点。文句なしの打撃成績でチームをワールドチャンピオンに導きMVPを獲得。新人王の翌年にMVP獲得はMLB史上4人目の快挙だった。前年に比べて単純に打率、本塁打、打点等が向上したことに加えて、課題と言われていた三振数は199→154に減少、16年にOPS.797&6HRと苦手だった対左投手もOPS1.060&14HRと完全に克服。さらに守備では3Bを中心に1B/3B/SS/LF/CF/RFと複数ポジションを守る器用さを見せる。盗塁数は8個ながら走塁の評価も高い。抜群のルックスに真面目な性格など非の打ち所がない次世代のスーパースターは2017年、更なる高みを目指す。

3. アンソニー・リゾー:1B

OPS.928&32HR、DRS+11。シルバースラッガー賞にゴールドグラブ賞&プラチナグラブ賞を獲得するなど、打撃でも守備でもチームを引っ張りMVP投票では4位に入った。怪我をせず離脱をしないことも大きな魅力。今季もブライアントと共に2年連続ワールドチャンピオンに向けて攻守の中心を担う。

4. ベン・ゾブリスト:2B

15年KC時代に続いて16年はカブスで2年連続のワールドチャンピオンに輝いた。ワールドシリーズ第7戦延長10回表には勝ち越しタイムリー二塁打を打ちワールドシリーズMVPも獲得。35歳となったが、16年も1B/2B/SS/LF/RFを守り持ち味のユーティリティーさは健在。打撃成績も安定しておりまだまだチームには欠かせない存在だ。

5. アディソン・ラッセル:SS

長打力が向上し21HRを記録。自慢の守備ではDRS+19はブランドン・クロフォード(SF)と並んでMLBトップタイ。UZRも+15.4と、22歳にしてSS守備は球界屈指のレベルを誇る。得点圏打率.251と平凡ながら前を打つ打者が軒並み出塁率が高かったことも原因か、95打点と打点を稼いだ。今季もブライアント、リゾー、ゾブリストらをホームに返す役割を果たしたい。

6. ジェイソン・ヘイワード:RF

8年1億8400万ドルの大型契約で入団するも、期待通りの守備を見せる一方で打撃は全くの期待外れだった。メインのRF守備はDRS+14、UZR+16.4、CF守備でもプラスの指標と相変わらずの堅守でチームに貢献。しかし打撃では自己最低のOPS.631&7HRと年俸に見合った成績は残せなかった。ただ、不振に苦しみながらも1年間外野を守り抜いた点や、ワールドシリーズ第7戦の雨天中断中にチームを鼓舞するなど精神面などでワールドチャンピオンに貢献したと言える。今季こそは打撃復活を期待したい。

7. ウィルソン・コントレラス:C

6月19日PIT戦でのMLB初打席初ホームランでの衝撃デビューから出場機会を増やし、今季は正捕手として期待される24歳。76試合でOPS.845&12HRと打撃で結果を残し、盗塁阻止率37.1%、DRS+1と守備面でも存在感を示した。デビット・ロスが引退し、攻守両面で正捕手として勝利に導きたい。

8. アルバート・アルモラJr.:CF

16年にMLBデビューを果たした22歳。不動の1番CFとして活躍したデクスター・ファウラーが同地区のライバルSTLへと移籍したため、CFのポジションを新加入のジョン・ジェイと争う。守備は既にMLBでも高いレベルにあることは昨年証明済みで、課題は打撃。将来は5ツールに加え、マイナー時代から高く評価されるリーダーシップも兼ね備えた6ツールプレーヤーになることが期待される。

9. 投

UT. ハビアー・バイエズ

予想開幕スタメンには入らなかったが、控えと言うにはもったいない存在。16年は打率.273&14HR&59打点をマーク。2BではDRS+11を記録、野手へのタッチは天才的なスピードを誇り、守備面でも欠かせない存在に。WBCでもプエルトリコ代表として経験を積んだ。2B/3B/SSを守れる点も含め、レギュラーの休養日や、ゾブリストやブライアントを外野に回してのスタメンでの出場機会は多くあるだろう。気持ちを前面に出したプレーでチームを盛り上げたい。

 

Weekly Report:Week-25

13938296737_9fce9cac0d_z

 

 

 

 

 

 

 

 3つのハイライトで1週間のメジャーリーグを辿る。Week-25のキーワードは「ボストン・レッドソックス」「地区優勝」「ホセ・フェルナンデス」だ。

 

・レッドソックス

ストン・レッドソックスの勢いが止まらない。     

レッドソックスは目下11連勝中であり、世界一に輝いた2013年以来の地区優勝に向けて一丸となっている。この連勝が始まる前、レッドソックスは地区首位に立っていたものの2位のトロント・ブルージェイズとは1ゲーム差、3位のボルティモア・オリオールズとは2ゲーム差、4位のニューヨーク・ヤンキースとは4ゲーム差という混戦の中から脱せずにいた。しかし、この11連勝を経て2位のブルージェイズに5.5ゲーム差をつけマジックナンバーを2にまで減らすなど地区優勝目前のところまできた。

 今シーズンのレッドソックスの強みはなんといっても打線である。

最も躍進したのはセンターからライトへ転向したムーキー・ベッツであろう。今季は自身初の200安打を達成。さらには打率.32131本塁打、109打点、26盗塁、OPS.905と主軸として申し分のない成績を残している。残り試合の活躍次第ではトリプルスリーの達成も夢ではない。

また、今シーズン限りでの引退を表明しているデビッド・オルティスも引退年とは思えない成績を残している。OPS1.039はメジャートップであり自身5度目の330100打点クリアを確実なものとしている。そのほかにも200安打を射程圏内にとらえているダスティン・ペドロイアや100打点をクリアしているハンリー・ラミレス、100得点を記録しているザンダー・ボガーツ、デビューイヤーながらOPS.893を記録して来シーズン以降のレギュラー定着が期待されるアンドリュー・ベニンテンディなど豊富なタレントが揃っている。

 

投手陣に目を向けてみるとエースとして期待されたデビッド・プライスが218イニングを投げ178敗、222奪三振とイニング、勝利、三振を稼げる投手として十分なピッチングを披露しているほか、昨年不振に喘いでいたリック・ポーセロが覚醒。217イニングを消化し、224敗で防御率はリーグ3位とサイヤング賞候補としても名前が上がるまでになった。

中継ぎ陣も守護神のクレイグ・キンブレルはセーブ成功率93.8%、上原浩治はここにきて13試合連続無失点、ブラッド・ジーグラーは移籍後29試合で防御率1点台を記録するなど安定している。

 

投打で軸がしっかりしているレッドソックスは10連勝を飾った924日に地区優勝よりも一足早くプレーオフ進出を決めた。ビッグパピの長い旅路の終わりにはどんな結末が待っているのだろうか。このチームからはまだまだ目が離せなさそうだ。

 

2016 Team Preview:ボストン・レッドソックス

18072238074_297e050a67_z

 

 

 

 

 

 

 *40人ロースターはリンクより参照 
*SP横*マークはローテーション候補の意味を示す

  •  本拠地:フェンウェイパーク
他の野球場と大きさを比較する→http://yakyujo.com/ml15/

 

広さ
レフト 94.5m
センター 118.9m
ライト 92m
フェンス高さ 0.9~11.3m
パークファクター*平均100
安打 110.3
ツーベース 128.1
スリーベース 103.1
HR 97.1
得点 119.1

 

  • 予想オーダー

1. ムーキー・ベッツ:RF
外野転向をきっかけに出場機会を掴むと一気にブレーク。145試合に出場して打率.291、本塁打18、盗塁21をマークし、チームトップのfWAR4.8を叩き出した。また不慣れなはずの外野守備でも美技を連発しDRS+10をマーク。特にシーズン最後の1か月を打率.358、OPS.998と最高の形で締めくくっており、今季は開幕からフル回転が期待される。ボウリングが特技でオフにはパーフェクトゲームも達成。

2. ダスティン・ペドロイア:2B
チームの看板選手も昨季は故障に泣かされ、93試合の出場に終わった。それでも打率.291、本塁打12、OPS,797と成績自体は悪くなかった。 しかし、2盗塁&DRS-3はメジャー定着後最悪の数字で、故障の影響&加齢による劣化が心配される。BOSで100ホーマー&100盗塁を達成しているのは元三冠王のマイク・ヤストレムスキーとペドロイアの2人だけ。

3. ザンダー・ボガーツ:SS
メジャー3年目のシーズンでついに覚醒。156試合に出場し打率.320、本塁打7、盗塁10の活躍でシルバースラッガー賞を受賞。ブレークのきっかけは仕掛けを早くしてコンパクトな打撃を心掛けたことで、本塁打&四球数は減少したが、23.2%→15.4%に三振率が大幅に改善され逆方向への打球が増えるなどフィールド全体を扱うことができるようになった。 守備でも成長著しくDRSを-7から±0に改善した。

4. デービッド・オルティズ:DH
キャリア20年目を機に今季限りでの引退を表明している大ベテラン。昨季は打率.273、本塁打37、打点108と3年連続で30ホーマー&100打点をクリアするなど39歳を迎えても衰える様子は一切なし。ラストイヤーについては「俺はまだ飢えてるんだ。ワールドチャンピオンのためにできることは何でもする。この1年を気晴らしにするつもりはないよ。」とコメント。

5. ハンリー・ラミレス:1B
4年$88Mの大型契約でBOS入りも、移籍初年度は攻守に散々なシーズンに。3~4月は21試合で10ホーマー&OPS.999と気を吐いたが、その後は故障などもあり大不振。キャリアワーストとなるfWAR-1.8を記録し、チームに全く貢献できなかった。特にコンバートされたLF守備では打球処理に苦しみDRS-19、UZR/150-31.9とボロボロだった。今季は1B転向で心機一転を図りたい。

6. パブロ・サンドバル:3B
5年$95MでBOS入りも、移籍初年度はラミレス同様キャリア最悪のシーズンを辿った。メジャー定着を果たした09年以降最悪となる打率&出塁率&長打率&OPS&本塁打数&四球率&三振率をマークし、fWAR-2.0は規定打席到達者ではメジャーワーストの数字だった。守備でもDRS-11、UZR-16.9と大幅に悪化。春季キャンプでは、たるみきったボディを披露し地元紙から批判を浴びた。

7. ルスネイ・カスティーヨ:LF
キューバ出身で、14年に7年$72.5Mの契約を結びBOS入り。抜群のスピードとシュアな打撃をウリとしているが、ルーキーイヤーとなった昨シーズンは80試合で打率.253、本塁打5、盗塁4、OPS.647と少し物足りない結果に。四球率4.5%とフリースインガーであり、足を生かすためにも選球眼を磨いていきたいところだ。外野守備での動きはぎこちないが、DRS+15、UZR+10.4と大健闘。 

8. ブレーク・スワイハート:C
昨季メジャーデビューを果たすと一気に正捕手の座を掴んだ若手有望株。滑らかなスイングから広角に打ち分ける典型的なナチュラルヒッターで、8月以降は打率.359と完全にメジャーに適応。一方でスイッチヒッターながら左投手の対応に苦しんでいるためクリスチャン・バスケスやライアン・ハニガンらとプラトーンの起用が予想される。総合格闘技の大ファン。

9. ジャッキー・ブラッドリーJr:CF
高い身体能力に支えられたゴールドグラブ級の外野守備が最大の魅力。昨季は10ホーマー&OPS.832と課題の打撃でも覚醒の兆しを見せた。しかし三振率27.1%と確実性に不安があり、今年も昨年同様の成績が残せるかは疑問。自慢の守備ではDRS+8、UZR+10.1と相変わらずの素晴らしい内容。引退後はスポーツ用品店を営みたいと考えている。