Tag Archives: A.J.リード

2017 Top 20 Prospects:ヒューストン・アストロズ

29112343436_202126afe0_z

 

 

 

 

 

 

 

本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

1. フランシス・マーテス:RHP
常時90マイル後半の速球を投げることができる剛腕。この速球にパワーカーブとチェンジアップを交え緩急をつけて空振りを奪う。カーブはアウトピッチとして非常に優秀なボール。チェンジアップのクオリティは高くはないが、AFLでは重点的に改善に取り組んでいた。コントロールは悪くないが、細かいコマンドは持ち合わせていない。エースポテンシャルの持ち主で今シーズン中のメジャー昇格も有り得る。

2. デビッド・ポウリーノ:RHP
90マイル中盤の速球とカーブ、チェンジアップのコンビネーション。6-4と大柄な体格で速球は角度がついており、球威がある。アウトピッチのカーブも速球と緩急をつけるには有効なボールで曲がり幅も大きいため空振りを奪いやすい。チェンジアップも改善の兆しを見せている。デリバリーは力感がなく、スムーズなためストライクゾーンにボールを集めることには苦労しない。シーズン最多で90イニングしか投げたことがなく、耐久性については不安が残る。

3. カイル・タッカー:OF
バットを後ろに引いてタメを作る独特なスイングだが、しっかりとバランスが取れており平均以上のバットスピードを生み出すことができる。パワーも平均かそれ以上でシーズン15~20HRをマークすることも可能。昨シーズンは32盗塁をマークしたが、本来それほどスピードがあるタイプではないため今シーズン以降は数が減るだろう。守備では肩が強いためRFを守っている。 

4. フォレスト・ウィットリー:RHP
90マイル中盤の速球とカーブ、チェンジアップ、スライダーのコンビネーション。速球は球威があり、カーブ、チェンジアップ、スライダーどの球種も平均かそれ以上のクオリティ。がっしりとした下半身に支えられたデリバリーは安定しており、コントロールを乱すことも少ない。完成度は既に高く、高卒ながら早期昇格も望める。あえて弱点を言うならアップサイドに若干かけるところか。 

5. フランクリン・ペレス:RHP
90マイル前半の速球とカーブ、チェンジアップのコンビネーション。身長の割りに体重がついていないので今後さらに球速が上昇する可能性はある。速球はフォーシーム、ツーシーム、カッターの3種類があり、どれも平均以上のクオリティ。カーブは不安定だが、曲がり幅が大きく空振りが奪いやすい。チェンジアップは速球と同じアームスピードで投げられるため緩急がつけやすくなっている。コントロールもよく、筋肉をつけてデリバリーが安定すれば言うことなしだ。 

6. テオスカー・ヘルナンデス:OF
昨シーズンはアプローチを改善し四球を増やすことに成功した。メジャーでは三振が増え低打率に終わってしまったが、マイナー同様にしっかりと四球を選ぶことができていた。パワーは平均以上でシーズン20HRをマークすることもできるだろう。スピードもあり、肩も強いがメジャーではジョシュ・レディックやジョージ・スプリンガーがいるためLFを守ることが多くなるだろう。

7. ラモン・ラウレノ:OF
昨シーズン、ブレークを果たした小兵。フィールド全体を使った打撃をすることができるためハイアベレージを残すことができる。昨シーズンはA+-AAで15HRを放ったが、小柄でスイングもタメが小さく長打を狙うようなものではないため、今シーズン以降HRの数は少なくなる可能性が高い。スピードがあり、肩も強いがルート取りなどに若干不安があるためRFでの起用が無難か。

8. デレク・フィッシャー:OF
パワー&スピードに高評価を得る粗削りなタレント。20-20をマークすることも不可能ではないが、コンタクトスキルに難があるため高打率は望めない。その分四球を多く選ぶことで出塁率は悪い数字にはなっていない。 スピードはあるが、肩が弱く、打球反応が悪いため将来は現在守っているCFからLFに移ることになるだろう。

9. ユリエスキ・グリエル:3B
NPBでもプレー経験があるキューバ人。昨シーズン途中にHOUと5年47.5Mの契約を結んで加入した。柔軟なスイングでどのコースのボールでも対応することができ、パワーも申し分ない。3B守備は可もなく不可もなくといったところだが、HOUのIFは若く守備が上手い選手がそろっているため主に1Bを守ることになりそう。

10. A.J.リード:1B
昨シーズン満を持してメジャーデビューを果たしたが、メジャーの投手に最後まで対応することができなかった。オフには打撃コーチと共にスイングの改善に取り組み、また、シーズン中に増えた体重を落とし1年間失速せずプレーできるようにすることを目標とした。肩は強いが、1Bなので披露する機会は少ない。守備はもう少し改善する必要がある。1B/DHはライバルが多く限られた出場機会の中で結果を残す必要がある。

11. J.D.デービス:3B
2年連続でマイナーで20HR以上をマークしているパワーが持ち味。ただ、徐々に成績は悪化してきているため今後さらに上のレベルの投手のボールに対応できるかは未知数。大柄な体格のためスピードは平均を大きく下回る。大学時代クローザーを務めていたため肩は強いが、守備は平均以下。

12. ダズ・キャメロン:OF
元メジャーリーガー、マイク・キャメロンの息子。身体能力が高く、スピードは平均以上だが盗塁は上手くなく成功率は低い。走塁ではスピードを生かし切れていないが守備では十分に生かしており、将来はCFのGG賞候補。打撃ではコンパクトなスイングでボールまで最短距離でバットが出せている。パワーは平均を下回る。スピードを落とさず、どれほどパワーがつけられるかが今後のカギ。

13. ドリュー・ファーガソン:OF
昨シーズン長打を意識した打撃スタイルに変更したことでブレークを果たした。小柄な体格ながらも、最後まで振り切るスイングでパワーを生み出している。その分、三振が増えたが許容範囲だろう。打率もどのレベルでも高水準で、アプローチもよく出塁率も高い。ラウレノと同じく、上のレベルでもパワーが通用するか見ものである。スピードは平均以上でOF3ポジション全てをこなす器用さがある。

14. ギャレット・スタッブス:C
守備の上手さがだけが取り柄だったが、昨シーズンは打撃でも目立った成績を残すことに成功した。2ストライクからでも恐れずにスイングをするが、コンタクトスキルが高いため三振は少ない。非常に小柄なためパワーは平均以下でシーズン2桁HRをマークすることは難しいだろう。守備は大学最終年に所属するリーグでCとして最優秀守備選手に選ばれるほどで肩も強い。

15. ミゲランジェル・シエラ:SS
小柄ながらもHRを打つことができるパワーの持ち主。18歳と若いがアプローチは悪くなく、しっかりと四球を選ぶことができる。昨シーズンRでは好成績を残したが、A-ではスランプに陥ったところが気になる点。守備ではSSに残ることができる能力を有している。

16. ショネル・ペレス:LHP
昨年インターナショナルFAで加入。9月に一度契約するも、メディカルチェックで問題が見つかり破談となり、12月に契約金の金額が大幅に引き下げられて再び契約した。90マイル前半のフォーシームとツーシーム、カーブ、スライダー、チェンジアップのコンビネーション。どのボールも平均程度のクオリティはあり、コントロールも悪くないが、小柄なため先発として投げられる耐久性について懸念されている。

17. スティーブン・レン:OF
16年ドラフト6巡目指名。しっかりとボールにコンタクトすることを意識したスイングでラインドライブの打球を量産することができる。四球も選ぶことができ、スピードも平均以上なためリードオフ向き。昨シーズンA-でHRを多く放ったが、本来それほどパワーがあるタイプではない。守備ではレンジは広いが肩が弱いためLFに入れるのが無難だろう。

18. ジェイソン・マーティン:OF
昨シーズンは23HRをマークするも打者有利なリーグでプレーしていたことが大きく影響しており、本来はそれほどパワーがあるわけではない。打撃は平均レベルで、四球を多く選び出塁率を稼げるところが長所。スピードはあるが、盗塁は上手くなく成功率は低い。守備もCFとして守れないことはないが肩が弱いためLFが無難。将来は第4のOFか。

19. コリン・モラン:3B
ヒッティングスキルの高さがウリの13年の全体6位指名選手。15年までは最低でも.290台に乗せていた打率が昨シーズンは急降下。AAAに対応することができなかった。ヒッティングスキル以外はこれといった長所がなく、パワー、スピード、守備共に平均以下。昨シーズン、メジャーデビューを果たすもHOUのIFの層は厚いため今シーズンはベンチを温めることが多くなりそう。

20. ヤンデル・グスターブ:RHP
昨シーズン、メジャーデビューを果たした最速102マイルの速球が武器のリリーフプロスペクト。これに90マイル前半のスライダーを組み合わせイニング以上の三振を奪う。問題はデリバリーの不安定さと、そのことが原因となっているコントロールの悪さ。これさえ克服できればクローザーレベルの投手になるだろう。

 

Text by Ookaya Ryota
写真:https://flic.kr/p/LmynrN

Weekly Report: Week-15

41718856_16ca99d449_z

 

 

 

 

 

 

 

3つのハイライトで1週間のメジャーリーグを辿る。Week-15のキーワードは「オールスター」「ホームランダービー」「ユリエスキ・グリエル」だ。

 

  • オールスター

年もメジャーリーグの夏の祭典、オールスターがアメリカ西海岸サンディエゴパドレスの本拠地であるペトコパークで現地時間12日に行われた。オールスターはファン投票で選ばれた選手、監督推薦で選ばれた選手がそれぞれ所属するリーグでチームを組み、アメリカン・リーグ対ナショナル・リーグで真剣勝負を行う。勝ったチームにはワールドシリーズでホームアドバンテージが与えられるので、プレーオフ出場の可能性があるチームの選手は特に真剣に戦う。

試合はナショナル・リーグ先発投手今シーズン13勝を挙げているジョニー・クエト、一方アメリカン・リーグ先発投手今シーズン14勝のクリス・セールで始まったため、投手戦が予想されたが試合は1回からシカゴ・カブスの内野手クリス・ブライアントのホームランで幕を開けた。

対するアメリカン・リーグは三回、カンザスシティ・ロイヤルズのサルドバー・ペレス選手と、同じくロイヤルズのエリック・ホズマー選手の2本のホームランで3点を追加し逆転した。3回裏にもエリック・ホズマー選手のタイムリーで1点を追加し、ナショナル・リーグは4回に1点を追加するものも、そのままアメリカンリーグが逃げ切り4-2で勝利し、MVPは2打点をあげたホズマーに贈られ、夢の祭典は幕を閉じた。後半戦もスター選手の活躍が楽しみである。

 

2016 Top 100 Prospects

21188701512_94e1e1582b_z

 

 

 

 

 

 

 

*レポートはチーム別リストを参照。

 

2016 Top 100 Prospects
ランク 名前 チーム ポジション
1 コリー・シーガー LAD SS
2 ルーカス・ジオリト WSH RHP
3 フリオ・ユリアス LAD LHP
4 バイロン・バクストン MIN OF
5 J.P.クロフォード PHI SS
6 オーランド・アルシア MIL SS
7 ヨアン・モンカダ BOS 2B
8 A.J. リード HOU 1B
9 トレイ・ターナー WSH SS
10 アンドリュー・べニンテンディ  BOS OF
11 スティーブン・マッツ NYM LHP
12 ホゼ・べリオス MIN RHP
13 ブレーク・スネル TB LHP
14 アレックス・レイエス STL RHP
15 タイラー・グラスノー PIT RHP
16 フランクリン・バレット OAK SS/OF
17 ノマー・マザーラ TEX OF
18 アンダーソン・エスピノーザ BOS RHP
19 フランシス・マルテス HOU RHP
20 オースティン・メドウズ PIT OF
21 ラファエル・ディバース BOS 3B
22 ホゼ・デレオン LAD RHP
23 ラウル・モンデシー KC SS
24 ジョーイ・ギャロ TEX 3B/OF
25 ルイス・ブリンソン TEX OF
26 ゲリー・サンチェス NYY C
27 ブラッドリー・ジマー CLE OF
28 ニック・ウィリアムズ PHI OF
29 ダンスビー・スワンソン ATL SS
30 ジョン・グレー COL RHP
31 ロバート・スティーブンソン CIN RHP
32 アーロン・ジャッジ NYY OF
33 クリント・フレイザー

CLE

OF

34 ショーン・ニューカム

ATL

LHP
35 グレイバー・トーレス CHC SS
36 ホルヘ・マテオ NYY SS
37 マックス・ケプラー MIN OF/1B
38 アンソニー・アルフォード TOR OF
39 コディ・リード CIN LHP
40 ビクター・ロブレス WSH OF
41 ブレンダン・ロジャース  COL SS
42 マニュエル・マーゴ  SD OF
43 ブレント・ハニーウェル TB RHP
44 イアン・ハップ CHC OF/2B
45 ウィリー・アダムス TB SS
46 アレックス・ブレグマン HOU SS/2B
47 ジェシー・ウィンカー  CIN OF
48 ホルヘ・ロペス   MIL RHP
49 ショーン・マナエア OAK LHP
50 ホセ・ペラザ CIN 2B/3B
51 ジョシュ・ベル PIT 1B/OF
52 ティム・アンダーソン CWS SS
53 デビッド・ダール COL OF
54 カーソン・フルマー  CWS RHP
55 ブレット・フィリップス MIL OF
56 ジェーク・トンプソン PHI RHP
57 ハビアー・ゲラ SD SS
58 ウィルソン・コントレラス CHC C
59 ジェフ・ホフマン COL RHP
60 オズハイノ・アルビース ATL SS
61 ライアン・マクマホン COL 3B
62 マイケル・フルマー DET RHP
63 ドミニック・スミス NYM 1B
64 アレックス・バードューゴ LAD OF
65 トレント・クラーク MIL OF
66 ジョー・マスグローブ HOU RHP
67 フランクリン・キロメ PHI RHP
68 コディ・べリンジャー LAD 1B
69 カイル・ジマー KC RHP
70 ハンター・レンフロー SD OF
71 ニック・ゴードン MIN SS
72 デュエン・アンダーウッド CHC RHP
73 ジャック・フラハティ MIN LHP
74 ビリー・マッキニー CHC OF
75 タイラー・ジェイ STL RHP
76 アメド・ロザリオ NYM SS
77 マイケル・コペック BOS RHP
78 アミーア・ギャレット CIN LHP
79 ダズ・キャメロン  HOU OF
80 アーロン・ブレアー   ATL RHP
81 アレックス・ブランディーノ CIN SS/2B
82 カイル・タッカー HOU OF
83 フランセリス・モンタス  CWS RHP
84 クリスチャン・アローヨ SF SS/3B
85 ジョシュ・ヘイダー  MIL LHP
86 ディロン・テイト TEX RHP
87 アレン・ハンソン PIT 2B/SS
87 ティム・クーニー  STL LHP
89 アレックス・ジャクソン SEA OF
90 ロブ・カミンスキー CLE LHP
91 ディラン・バンディ BAL RHP
92 スペンサー・アダムス CWS RHP
93 エドウィン・ディアズ  SEA RHP
94 フォレスト・ウォール COL 2B
95 ハイマー・キャンデレリオ CHC 3B
96 トム・マーフィー COL C
97 ジェーコブ・ノッティンガム MIL C/1B
98 デビッド・ポリーノ HOU RHP
99 レイナルド・ロペス WSH RHP
100 ジョシュ・ネイラー MIA 1B

 

To Watch Prospects For Next Top 100 
ランク 名前                チーム ポジション
1 ヨマー・レイエス BAL 3B
2 ウィルカーマン・ガルシア NYY SS
3 ドム・ヌネス COL C
4 ルシウス・フォックス SF SS
5 ルイズ・ゴハラ SEA LHP
6 タイラー・オニール SEA OF
7 アントニオ・センザテラ COL RHP
8 デビン・ウィリアムズ MIL RHP
9 ルイス・アレクサンダー・バサベ BOS OF
10 スティーブン・ゴンサルべス MIN LHP

 

 

Text by Haruki SAKURAI
写真:https://flic.kr/p/yhnCKS

2016 Top 10 Prospects by Position

7776160634_4df8995a6e_z

 

 

 

 

 

 

 

 

*ポジションはC・1B・2B・3B・SS・OF・RHP・LHP
*レポートはチーム別トップ20リストを参照

 

 

  • C
ランク 選手名 チーム
1 ゲリー・サンチェス NYY
2 ウィルソン・コントレラス CHC
3 トム・マーフィー COL
4 ジェーコブ・ノッティンガム MIL
5 リース・マグワイア PIT
6 ドム・ヌネス COL
7 ホルヘ・アルファロ PHI
8 チャンス・シスコ BAL
9 エリアス・ディアズ PIT
10 カイル・ファーマー LAD

 

  • 1B/DH
ランク 選手名 チーム
1 A.J.リード HOU
2 ジョシュ・ベル PIT
3 ドミニック・スミス NYM
4 コディ・べリンジャー LAD
5 ジョシュ・ネイラー MIA
6 ボビー・ブラッドリー CLE
7 ジェーク・バウアーズ TB
8 マット・オルソン OAK
9 ライアン・オハーン KC
10 バルビーノ・フエンマヨール KC

 

  • 2B
ランク 選手名 チーム
1 ヨアン・モンカダ BOS
2 アレックス・ブレグマン HOU
3 ホセ・ペラザ CIN
4 アレックス・ブランディーノ CIN
5 アレン・ハンソン PIT
6 フォレスト・ウォール COL
7 ロブ・レフスナイダー NYY
8 マイカ・ジョンソン CWS
9 ウィルマー・ディフォー WSH
10 トニー・ケンプ HOU

 

  • 3B
ランク 選手名 チーム
1 ラファエル・ディバース BOS
2 ジョーイ・ギャロ TEX
3 ライアン・マクマホン COL
4 ハイマー・キャンデレリオ CHC
5 ブランドン・ドルーリー ARI
6 コリン・モラン HOU
7 エクトル・オリベラ ATL
8 ケブライアン・ヘイズ PIT
9 エリック・ジャギエロ CIN
10 オースティン・ライリー ATL

 

  • SS
ランク 選手名 チーム
1 コリー・シーガー LAD
2 J.P.クロフォード PHI
3 オーランド・アルシア MIL
4 トレイ・ターナー WSH
5 フランクリン・バレット OAK
6 ラウル・モンデシー KC
7 ダンスビー・スワンソン ATL
8 グレイバー・トーレス CHC
9 ホルヘ・マテオ NYY
10 ウィリー・アダムス TB

 

  • OF
ランク 選手名 チーム
1 バイロン・バクストン MIN
2 アンドリュー・ベニンテンディ BOS
3 ノマー・マザーラ TEX
4 オースティン・メドウズ PIT
5 ルイス・ブリンソン TEX
6 ブラッドリー・ジマー CLE
7 ニック・ウィリアムズ PHI
8 アーロン・ジャッジ NYY
9 クリント・フレーザー CLE
10 マックス・ケプラー MIN

 

  • RHP
ランク 選手名 チーム
1 ルーカス・ジオリト WSH
2 ホゼ・べリオス MIN
3 アレックス・レイエス STL
4 タイラー・グラスノー PIT
5 アンダーソン・エスピノーザ BOS
6 ホゼ・デレオン LAD
7 ジョン・グレー COL
8 フランシス・マルテス HOU
9 ロバート・スティーブンソン CIN
10 ブレント・ハニーウェル TB
  • LHP 
ランク 選手名 チーム
1 フリオ・ユリアス LAD
2 スティーブン・マッツ NYM
3 ブレーク・スネル TB
4 ショーン・ニューカム ATL
5 コディ・リード CIN
6 ショーン・マナエア OAK
7 タイラー・ジェイ MIN
8 アミーア・ギャレット CIN
9 ジョシュ・ヘイダー MIL
10 ティム・クーニー STL

 

Text by Haruki SAKURAI
写真:https://flic.kr/p/cR9RD5

2016 Top 20 Prospects:ヒューストン・アストロズ

8643386907_b770836e1f_z

 

 

 

 

 

 

 

本ランキングのベースは、現在の活躍と今後のアップサイドによる総合的な評価である。傘下トップ20の素材を簡易のレポートと共に示している。選手名のリンクで表示されるマイナーでのスタッツと併せて参考にして頂ければ幸いだ。

 

 

1. A.J. リード:1B
過去にはクリス・ブライアント(CHC)らも受賞した大学野球界のMVPに当たる『ゴールデンスパイク賞』の受賞者。マイナー全体トップの34ホーマー&127打点を叩き出した豪快なパワーに加え、86四球を選ぶクレバーさを兼ね備えており、アンソニー・リゾー(CHC)を連想させる。 

2. フランシス・マルテス:RHP
ジャレッド・コザートのトレードでMIAから移籍してきた20歳。最速98マイルの伸びのあるストレート&プラスのパワーカーブのコンビネーション。今季はコマンドが改善され、1A&A+&2Aで19登板(16先発)して防御率2.04、K/BB=3.5。超打高で知られるA+でも防御率2.33と成績をキープした。 

3. アレックス・ブレグマン:2B
15年ドラフト全体2指名。小柄ながらダスティン・ペドロイヤ(BOS)やホゼ・アルトゥーベ(HOU)と比較される攻撃型二塁手。バットスピードが早く、20ホーマー級のパンチ力を兼ね備える。大学3年時に2B→SSにコンバートされたが、将来的には再び2Bに戻るかもしれない。 

4. ジョー・マスグローブ:RHP
並外れたコマンドの持ち主。最速97マイルのツーシーム主体に積極的にストライクゾーンを攻める。1A&A+&2Aで19登板(14先発)して12勝1敗、防御率1.88、BB/9=0.7、K/BB=12.4をマーク。カーブ&チェンジアップを磨いていきたい。

5. ダズ・キャメロン:OF
ゴールドグラブ3度の名選手マイク・キャメロン(元SEA他)の息子。 ドラフト前には全体1位候補にも挙がった素材。父譲りの素晴らしい脚力と守備能力を持っており、将来のゴールドグラブ候補だ。バッティングは父に比べるとパワー面で劣り、そこまでのインパクトは望めないだろう。

6.  カイル・タッカー:OF
15年ドラフト全体5位指名。兄プレストンもアストロズでプレー。15年ドラフトクラス最高のピュアヒッターとされ、高校では打撃フォームが似ていることから「テッド・ウィリアムズ」の異名を誇った。比較される兄に比べ、身体能力が高く、高校ではCFを守っていた。プロでは強肩を買われ、RFとしてプレー予定。 

7. マイケル・フェリズ:RHP
エースポテンシャルの持ち主。 A+&2Aで23登板(17先発)して防御率2.83、K/BB=3.22の好成績をマークし、メジャーでも5試合にリリーフ登板した。大柄な体格から投げ込まれる最速98マイルのストレートは打者の手元で浮き上がるように伸びる。コマンドを磨いてローテーション入りを目指す。

8. コリン・モラン:3B
2013年ドラフト全体6位。 ハイレベルなアベレージ&アプローチを両立したピュアヒッター。前半戦は打率.261、本塁打0、OPS.670と苦しんだが、後半戦は打率.333、本塁打9、OPS.942と大爆発。懸念されていたパワーも逆方向へアーチを量産するなど向上の兆し。

9. デレク・フィッシャー:OF
スムーズなスイングを披露しパワー&アベレージを両立したバッターになり得る。1A&A+で打率.275、本塁打22、OPS.847、盗塁31とインパクトあるシーズンを送った。しかしK%=23%と三振が多く、またA+が超打高のリーグであることから手離しで今季の成績を評価することは出来ない。

10. トニー・ケンプ:2B/OF
『ホセ・アルトゥーベ2世』とも評される小さなスピードスター。5-6/165と小柄ながらプラスのスピードを生かして35盗塁を決めた。しかしフューチャーズゲームでは牽制死に倒れるなど走塁技術はまだまだ発展途上。内外野をこなす守備も粗い。 

11. タイラー・ホワイト:3B/1B
25歳には見えないほどの風格をまとう右の中距離砲。3シーズンを通して164K/174BBたるハイクオリティなバッティングを披露している。パワーツールの評価は決して高くないが2A&3Aで打率.325、本塁打14、OPS.939。守備センスに乏しくDH専門になりそうなのがネックだ。

12. J.D. デービス:3B
強肩強打の大型三塁手。A+では120試合に出場して打率.289、本塁打26、打点101、OPS.889。157Kと粗削りながら、逆方向にもホームランを量産できるパワーは魅力。 肩も投手として90マイル半ばをマークするクオリティだが、3Bの守備は未知数。

13. テオスカー・ヘルナンデス:OF
5ツールポテンシャルの持ち主。『プレミア12』ではドミニカ代表としてプレー。 アグレッシブなアプローチも傑出したバットスピードを披露。プラスプラスのスピード&プラスの強肩を生かした外野守備も評価が高く、長くCFとしてプレーできると見られている。2Aで17ホーマー&33盗塁。

14. ライリー・ファレル:RHP
クローザーポテンシャル。大学ではカレッジ・ワールドシリーズも経験し、3年間で32セーブをあげた。98マイルのストレート&高速スライダーで攻める剛腕タイプ。 Rでは16.2回投げて被打率.175、K/9=9.2をマークした一方で、BB/9=7.0と制球が不安定。

15. デビッド・ポリーノ:RHP
16歳の時に契約し、トミージョン手術を経て21歳のシーズンで台頭。A-&1A&A+で67.1回投げて防御率2.81、K/BB=3.79。キャリア5年で40ポンドの増量に成功し球速も最速95マイルまで計測。決め球のカーブも スピンが利いていて上質。

16. アキーム・ボスティック:RHP
カルロス・コーポランとのトレードでTEX→HOU。6-6/215の体格から高いアップサイド評を得る。アストロズのピッチングコーチがメカニクスの修正を施し、コマンドが向上。スライダーも精度が増し、1Aで42回投げて防御率1.50、K/BB=11.0をマーク。A+では防御率5.88と苦しんだがまだ20歳だ。

17. ブレンダン・マカリー:RHP
ジェド・ラウリーとのトレードでOAKから移籍。マイナーキャリア2年で67登板、防御率1.37、K/BB=5.95と素晴らしいパフォーマンスを辿るリリーフプロスペクト。速球は90マイル前半止まりも、よく沈む。カーブ&スライダーの評価が高く、特にカーブはマイナーでもトップ級の評価を受ける。 

18. アルバート・アブレウ:RHP
契約時に90マイル前後だったストレートはたった2年で最速99マイルに。常時90マイル中盤を計測する力強いストレート&ストレートと同じ腕の振りから繰り出される80マイル後半の高速チェンジアップのコンビネーション。制球力は平均以下。 

19. アンドリュー・アプリン:OF
目立つツールの持ち主では無いも、攻守でゲームを理解したプレーが高く評価されている。特にアプローチでの評価が高く54K/69BB。柔らかいリストで広角に打球を打ち分ける。 スピード面でも32盗塁をマーク。守備では打球感に優れ、外野3ポジションをソリッドにこなす。

20. ジョナサン・アラウズ:SS
ケン・ジャイルスのトレードパッケージでPHI→HOU。14年のインターナショナルFAではパナマ選手で最高の評価を受けていた。アスレチックなツール型SS。Rでは16歳にして打率.254、本塁打2と年上の選手たち相手に奮闘。パワーは筋肉がつけば二桁ホームランを打てるレベル。

Plus One Prospect
ジェーソン・マーティン:OF
上質なヒットツール&スピードの持ち主。コンパクトなスプレーヒッティングで1Aでは打率.270、OPS.742をマーク。ギャップを抜く力も備えておりここ2年で三塁打14本。平均以上の脚力を持っているが、攻守に生かし切れていない。肩の弱さからLFでのプレーがメイン。 

Text by Haruki SAKURAI
写真:https://flic.kr/p/eaMBNc